NBAワシントン・ウィザーズ観戦ツアー実施レポート Vol.2 (板倉 令奈)
2023.04.12
Vol.2では、Vol.1に続き2023年3月22日から実施したワシントン・ウィザーズ観戦ツアーの報告を掲載いたします。
2023年3月23日(木)ワシントン・ウィザーズの練習施設【MedStar Health Performance Center】の視察
いよいよ午後からは関係者以外は入れない、ウィザーズの練習施設【MedStar Health Performance Center】を視察してきました!
ウィザーズ専用練習施設は大きすぎて1枚の写真には納まりませんでした。
エントランス部分です。
綺麗なオフィスのようです。
階段を下りていく途中に往年の名選手たちのジャージや過去のチーム変遷がわかるジャージが飾られています。(左:ワシントン・ブレッツ時代のユニフォーム、左:ボルティモア・ブレッツ時代のユニフォーム)
1階のウィザーズラウンジへ
NBA下部リーグであるGリーグのCapital City Go-Goの選手が練習終わりに食事を摂っていました。ラウンジ内ではビュッフェ形式で食事をとることができます。
私たちも選手と同じ食事を頂きました。栄養管理されたヘルシーなメニューです。美味しかったです!
ラウンジ内のモニター画面にはTamagawa University Tour(茶色)と表示されていました!
ラウンジを出ると目の前にはきれいなバスケットボールのコートが広がっています。フルサイズのバスケットボールコートが2面あり、バスケットボールのリングは各コートに4つ付いてありました。ここではMSEが運営しているNBAのウィザーズ、WNBAのミスティックス、GリーグのCapital City Go-Goが練習をしています。奥のコートではウィザーズの選手が自主練習をしています。スケジュール上の都合により、当日はチーム練習がなく、体のケアや自主練習の日だったようです。
見学だけと思っていましたが、玉川学園にも来園してくれたGlenn Consor氏とGheorghe Muresan氏がコーチとして登場し、急遽バスケットボールクリニックが開催されました!
クリニック後にはWizards Dancersの方々にも来ていただき、貴重なお話しを聞けました。
練習フロアの壁にはウィザーズやミスティックスのMVPやオールスターなどの受賞者の名前が記載されています。レガシーを大切にしていますね。
フロアからロッカールームへ移動します。なかなか見ることの出来ないロッカールームに参加者一同感動でした!
選手たちのシューズは一括管理して会場へ運ぶそうです。ほとんど30㎝以上です。
ロッカールームから移動中にはバスケットボールの神様のユニフォームが・・・マイケル・ジョーダン氏が在籍していた時のジャージです。
次は選手の身体をケアするトリートメントルームです。
手前の赤いベッドは治療するために使用します。奥の3つの背もたれが見える大きな椅子はテーピングをする椅子です。
向かい側にはジャグジーなどがあります。水中で負荷を軽減しリハビリもできる装置です。
窒素ガスを利用した全身の疲労を取り除く最新のマシーンです!年間82試合戦う過酷なNBAで怪我は付き物です。最新の治療機器が導入されている環境を見られたことも貴重でした。
奥へ進むとトレーニングルームが見えてきました。
怪我をした後のリハビリで、体重がかからないよう有酸素運動をするランニングマシンです。
トレーニングルームにはモニターが10個ほどついてあり、選手個々人に合わせたトレーニングメニューが表示されるそうです。合理的でわかりやすいですね。
まだまだ続きます。次は選手たちが対戦相手のスカウティングをする部屋です。
このミニシアターのような部屋で、分析した映像を流し作戦の共有をします。
伝わりにくいですが、大きい椅子です!座り心地が良かったです。すべての備品の品質が高い印象です。
練習施設見学は終わりかと思いましたが、奥に行くともう一つアリーナが・・・
NBA下部リーグであるGリーグのCapital City Go-Goのホームアリーナも併設されていました!4000人は収容できるとのことです。
サプライズでウィザーズのマスコット【G-WIZ】が来てくれました!
===Vol.3では【Capital One Arena】での対サンアントニオ・スパーズの試合観戦について紹介します。