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NBAワシントン・ウィザーズ観戦ツアー実施レポート 
板倉 令奈(TADアソシエイトディレクター)

2024.05.21

昨年に引き続き、玉川学園はNBAワシントン・ウィザーズ等を運営するモニュメンタル・スポーツ&エンターテイメント社(以下MSE)とパートナーシップ契約を結びました。
パートナーシップ契約に伴い、2023年9月2日に玉川学園内でバスケットボールクリニック、ダンスクリニックを実施し会場は大いに盛り上がりました。
そして、2024年3月21日からはワシントン・ウィザーズ視察ツアーを実施し、20名ほどの玉川学園関係者が貴重な経験をすることができました。
この報告ではワシントン・ウィザーズ視察ツアーについて掲載させていただきます。

2024年3月21日(木)

Capital One Arenaのツアー及びワシントン・ウィザーズのホームゲーム観戦

ワシントン・ウィザーズのホームアリーナである【Capital One Arena】で対サクラメント・キングスの試合を観戦しました。会場がオープンする前にはプライベートアリーナツアーを実施していただき、NBAのコートでバスケットボールクリニックまでしていただけました。 早速、写真とともに当日の様子をお伝えしていきます!

中央の方はユース部門のShannon Clancyコーチです。

NBAのコートでバスケットボールができる経験は貴重です!

ウィザーズのホームアリーナでバスケットボールを満喫した後は、アリーナに隣接された、MSEが所有しているオープンしたばかりのスタジオを見せていただけました。運営会社であるMSEが放送事業も持っているのには驚きました。スケールが大きいです。

写真では一部しかお見せできないのが残念です。

そして、午後はいよいよワシントン・ウィザーズのホームゲーム観戦です!
今年も試合前の練習をコートサイドで見ることが出来ました。

昨年同様、Anthony Gill選手が来てくれました!2メートル級の選手やスタッフが多いので、大きく見えないかもしれませんが、Anthony Gill選手も203㎝の高身長です。

2022年に玉川学園にも来ていただいた、Glenn Consor氏(Wizards radio analyst)のラジオ番組にもツアー参加者の方がゲスト出演!

ゲーム前ですが、まだまだ豪華ツアーが続きます。

多くの【Capital One Arena】にはVIPルームがあります。スポンサー企業専用の最高級VIPルームも拝見させてもらいました。

こちらは私たちのために用意していただいたVIPルームです!左には観客席、右に美味しい料理が並んでいます。快適な空間です!試合を見なくても楽しめます(笑)

いよいよゲーム開始です!

TipOff直前で緊張感が高まります!相手には格上のサクラメント・キングスです。

下馬評を覆し、ワシントン・ウィザーズの勝利です!

試合後は、【Capital One Arena】内のスポーツブックにも立ち寄りました。ゲームの有無に関係なくオープンしていて、多くの競技に賭けることができます。
日本では見ることが出来ないスポーツシーンですね!

2024年3月22日(金)

ワシントン・キャピタルズのホームゲーム観戦

午後からMSEが運営しているプロスポーツチームの一つである、NHLワシントン・キャピタルズのホームゲームを観戦してきました!

昨年も驚きましたが、【Capital One Arena】は2時間ほどでバスケットボールのコートからアイスリンクに変貌します。 ウィザーズの試合と客層や雰囲気が異なり、同じアリーナとは思えないです!熱気はキャピタルズの方がありました!

2024年3月23日(土)

ワシントン・ウィザーズのホームゲーム観戦②&ハーレムグローブトロッターズ観戦

いよいよツアー最終日です。最終日の昼からはショーバスケットボールでおなじみのハーレムグローブトロッターズの観戦、夜はワシントン・ウィザーズのホームアリーナである【Capital One Arena】で対トロント・ラプターズの試合観戦をしてきました。

この日もゲーム前の練習をコートサイドで見学させてもらいました。対戦相手のトロント・ラプターズ側で見ることが出来たのも貴重な体験でした!シュート練習をしているのはカナダ代表でもあるKelly Olynyk選手(211㎝)です。八村塁選手と同じゴンザガ大学出身です。

Anthony Gill選手(左端)とCorey Kispert選手(左2番目)

そしてこの日はコートサイドで観戦ができました!

Kyle Kuzma選手が目の前です!マウスピースを取りに来ていました。
右下に見える半透明のケースにお菓子が入っていて、コーチの方々が良く取っていました。中身は・・・

まさかのハイチュウです(笑)。急に親近感を持ちましたね!

コートサイドからの観戦は迫力が凄かったです。近すぎてウィザーズのBrian Keefeヘッドコーチが被っていて見えにくい時があるくらいでした。
試合の方は格上との対戦でしたが、

勝利しました!これで初日のホームゲームから3連勝です。

最後にこのツアーで私たちに素晴らしいホスピタリティで最高の経験を提供していただいたMSEの、左からMikeさん,Maxさん,Patrickさんに感謝のメッセージを送り、ツアーの全行程が終了です。

おまけ

自由時間を利用して、ワシントンDCにある2つの大学を視察させてもらいました。
一つ目は、日本人2人目のNBA選手になりNBAで日本人最長の6年間を戦った渡辺雄太選手の母校ジョージ・ワシントン大学です。

二つ目は、パトリック・ユーイング氏やアレン・アイバーソン氏など多くのバスケットボール界のレジェンドを輩出している古豪ジョージタウン大学です。

伝説の名将ジョン・トンプソン氏の偉業を称えるものです。

今回のツアーで2つのアメリカの大学を視察させてもらったのですが、世代や性別を問わず大学のロゴなどが入ったウェアを身につけている方の多さに驚きました。

ツアーまとめ

昨年に続き2回目のワシントン・ウィザーズ観戦ツアーレポート、いかがでしたでしょうか?前回以上の内容になっており、アメリカのプロスポーツを存分に体験することができました。今回は、アメリカのプロスポーツの演出や非日常体験の創出の巧みさをより感じることができ、ツアー参加者の皆さんも満足していただけたのではと思っています。
大学視察時に、多く人が大学のロゴや名前の入った服を着ていた光景は新鮮で格好良く見えました。スポーツをしている学生も全員統一感のあるウェアを着ており、大学の代表なんだという雰囲気が出ていました。おそらく大学関係者の帰属意識や大学における部活動の立ち位置が日本の大学とは大きく異なるのかもしれません。アメリカの大学と日本の大学では背景が大きく異なるので、一概にはアメリカの大学を目標にすることは難しいかもしれませんが、本学に合った形で児童、生徒、学生に少しでも還元できるよう今回の経験を活かしていきます。改めて、今回のツアーに係わった全ての皆様へ感謝申し上げます。ありがとうございました。