国際会計コース3年生 宮下大輝さんがBATIC(国際会計検定)cでアカウンティングマネジャーレベルに到達!

7月に実施された東京商工会議所主催 BATIC(国際会計検定)cにおいて733点を獲得し、アカウンティングマネジャーの称号を獲得した国際会計コース3年生の宮下大輝さんにインタビューしました。

国際会計コース3年 宮下大輝さん
今回受験した試験について教えてください
宮下さん:以前、Subject 1(英文簿記、400点満点)を受験してアカウンタントレベルに達していたので、今回はSubject 2(国際会計理論、600点満点)を受験しました。Subject 2には選択式(420点)と記述式(180点)の問題があります。
試験対策をどのように進めましたか?
宮下さん:5月のGW頃から試験対策を始めました。授業もありますし今回それほど時間を取れそうになかったので、重点的に学修するところを単元ごとに決めました。ラーニング・コモンズにあるサポート・デスクにも毎週通って、学修のペースメーカーになるように利用しました。授業の課題と重なっても、BATICの問題にはとにかく毎日触れるようにしていましたね。
教材もまだ多くないですよね?
宮下さん:そうですね。いまのところまとまった教材は公式テキストと過去問題集以外にほとんどなく、自分の学修方法を見つけないといけないと思いました。過去問では問題の解き方を繰り返し学修しました。語句は説明の仕方が問題によって異なっていたので、市販のテキストに戻ってしっかりと確認するようにしていました。メモ帳に用語の意味やキーポイントを書き出したり、正解できなかった問題を書き写したり。センター試験対策に少し似ているかもしれません。
それから試験はすべて英語で出題されますが、英語で勉強していただけでは今回の点数を取ることは難しかったと思います。7月に受験したので、春学期に受講した『財務会計論』の授業と並行して勉強できたことがよかったですね。日商簿記検定を受験したときに使っていた教材も活用しました。
手帳にまとめた専門用語や計算方法
受験して手応えはありましたか?
宮下さん:過去問ではわかったつもりでいても、出題方法が変わって試験で解けない問題もありました。受験した先輩から時間は十分にあると伺っていたのですが、Subject 1を受験したときと違って時間は余りませんでした。毎回4問出題されている記述式のうち1つの問題は満点を取ろうと思って学修していました。選択式で正解までのプロセスをしっかりと復習したことで記述式でも得点できたところもあります。受験直後の感触はそれほどよくありませんでしたが、試験中も記述式の問題をもうひと踏ん張りしようと思ってあきらめなかったことが今回の得点につながったと思っています。
これからの目標は?
宮下さん:卒業までにはコントローラーレベル(880点)に到達したいですね。4年生の12月に実施される試験までにあと1年以上ありますから、金融資産・負債、法人所得税、従業員給付といった今回あまり力を入れることができなかった論点を学修して、もちろん英語力も高めて受験に臨むつもりです。
最後に
宮下さん:日本語と英語を往復するので、結果として繰り返し学修することになりました。そこで会計基準の差異に気づいたこともあります。今回は点数を伸ばすことを意識していましたが、受験勉強を通して会計の深みというか面白さにも触れることができたように感じています。さらに点数が伸びれば、将来、国際会計を生かした専門的な仕事に積極的に手を挙げられるかな?と思っています。

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