1年生特別研修

2023年9月21日(木)、大学教育棟2014にて経営学部1年生対象の特別研修が実施されました。講師(トレーナー)は「音楽座ミュージカル」の俳優のみなさんに担当をいただき、「コミュニケーション」をテーマに多くの演習が行われました。

クラス単位での演習を通してコミュニケーションの基礎を学び、さらに応用として4つの分野に分かれて、ビジネスの場におけるコミュニケーションの活用などを体験的に学びました。学生は日常的なコミュニケーションについて演習を通して意識的に行うことで、多くの気付きを得ていました。研修全体の進行や運営については、講師のみなさんが連携し、学生一人ひとりに対してきめ細かく対応をされており、本研修のテーマを行動で示してくれているようでした。「音楽座ミュージカル」のみなさん、大変素晴らしい学びの時間をありがとうございました。



  • 1年生特別研修の様子

1年生特別研修の感想

1年1組 中村日真莉さん

私は今回の特別研修を通して、「自分の殻を破る」ことの大切さを学びました。人と違うことをして、ありのままの自分を他人にみせることは、とても勇気のいることで、特に大勢の前では尚更自分の殻を破りにくくなると思います。私はフィジカルトレーニングに参加をさせていただきましたが、いきなりダンスや良い姿勢で皆の前を歩くことになったとき、恥ずかしいという気持ちが勝ち、動きが小さくなり、他の人を見ても、自信が無さそう(自分に)という印象を抱きました。しかし、講師の方が学生たちに明るく接し、自ら自分を表現している姿を見て、途中から恥ずかしそうにしている方が恥ずかしいのではないかと感じ、段々と手を大きく動かして自分を表現できるようになりました。それらの事から、「恥ずかしいという気持ちを無くし、自分の殻を破る」ということは勇気がいるけれど、自分だけでなく、周りの人にも良い影響を与えられるのではないかと感じました。私が今回のワークショップで自分を表現することができたのは、周りに言葉や身振り手振りで自分をありのまま表現している人がいたからであり、これからは私が、他人の殻を破れるような人になりたいと思いました。歩き方や声のトーン、目線、姿勢は自分が今どう感じているのか気持ちが全部わかってしまうことに気が付いたので、今日からそれらを頭に入れ、意識をしていきたいです。また、面接などでも、周りの雰囲気に押されて緊張するのではなく、面接官の人たちに自分に興味を持ってもらえるためには、どのようにすれば良いのかを考えていきたいと思います。自分を成長させる、とても良い機会になりました。

1年2組 鈴木寛大さん

研修に参加してみて良かったことは、色々な人とコミュニケーションをとれたことだと思っています。ただ会話をするだけのコミュニケーションではなく、ゲーム感覚であったり、アクションをつけながらのコミュニケーションであったりと、とても楽しく時間を過ごすことができました。自分はチームビルディングに参加をしてみて、自分の得意や不得意がよく分かりました。得意なことは時間通りに自分の意見を相手に伝えるということです。今回1分間先生をやってみて、改めて自分の得意分野だと感じました。逆に不得意なことは、始めるまでの時間の使い方や、初めての相手に対して気を使い過ぎてしまい、良いか悪いかを正直に伝えられないということです。今回の研修で、自分の新たな弱点を見つけることができたので、1分間先生を全力で取り組んで良かったと感じました。また、今回初めての人とワークショップを行ったことで、その人のことも知ることができました。今後初めての人と会話やコミュニケーションをとる際は、今回の研修で学んだことを活用しようというイメージが持て、本当に良い時間だったと思っています。他にも、聴いている時の反応の仕方や話している時のジェスチャー、目線など、今後自分の私生活や学校生活、部活動で活かせることが沢山あったので、この経験を自分の成長に繋げていこうと思います。

1年3組 石井花実さん

チームビルディングでは、4人チームで1人が先生になり、1分間授業をするという内容でした。私は人前で発表するのがとても苦手で、最初はすごく緊張しましたが、同じチームの人や講師の方からアドバイスをもらい、頑張って発表することができました。同じチームの人からは、もっと声を大きくして話したほうが良いというアドバイスをもらい、自分の弱点を知ることができたので、これから何か発表する機会があれば気を付けたいと思いました。講師の方からは、発表する時に立ち姿に気を付けることを学びました。姿勢を正すだけで、自信があるように見え、印象が違うことに気付きました。何かを発表する時に自分の伝えたいことだけを一方的に話すだけではなく、聴いている人を巻き込んで、みんなで場を盛り上げることがとても大事だと思いました。さらに、チームで感想を言い合うことで、自分の弱点にも気付くことができたので、話し合うことはとても大切だなと思いました。

1年4組 鈴木邑唯さん

私は今回の特別研修で自分の殻を少し破ることができました。私は昔から人前に立って話すことが苦手でした。私は「アテンティブワーク」に参加をしました。その内容は、正しい言葉、タイミングでお礼の言葉やかけ声、お辞儀のタイミングを習得するというものでした。そこで、一人ひとり、このチーム全員の前で大きな声で挨拶をしました。初めにやったときは恥ずかしくて、「どうしてこんなことをやらないといけないんだ」とネガティブな気持ちになってしまいました。しかし、音楽座ミュージカルの方々の講習を受けていると、いつの間にか自分の中にあった恥ずかしい気持ちが無くなっていきました。やはり、人は苦手なことでも何度も続けていけばできるようになるし、大前提として、人に不可能なことなどないんだなと気付かされました。私は、今回の特別研修に参加して苦手なことが1つ改善されましたが、得たものはそれだけではなく、全体的な自信も身に付けることができたような気がしています。たくさんの初対面の人と関わって何かを行うことも、自分の何かしらの力になった気がしています。今回の体験は、自分にとても良い機会でした。成長できたと思います。

1年5組 三木綾乃さん

私はチームビルディングに参加しました。内容は新しい学校に赴任してきた先生になりきって、生徒に興味を持ってもらえるような自己紹介をするというものでした。4人で1組のグループを作って計4回ほど自己紹介をしました。一度自己紹介をする度に、グループの人からアドバイスをもらい、改善をしながら繰り返しました。昔から人前で話すことは苦手で、しかもほぼ初対面の人たちの前で自己紹介をするのは、すごく恥ずかしかったです。しかし、講師の方の作る教室のやわらかな雰囲気のお陰で、回数を重ねるごとに緊張も解けて楽しく学ぶことができたと思います。今回の講義で、同じ内容の自己紹介でも声量が変わるだけで、頭に内容が入りやすくなること、表情で相手に本当の気持ちが伝わりやすくなること、ジェスチャーで視覚から興味を持たせることができるなど、色々なことを学べました。特に、たとえ自分の自己紹介であったとしても、相手にYes or No で答えることのできる質問を投げかけることの重要さを知ることができました。自分が作ってしまった自分自身の殻を破って、目の前にいる人との対話を楽しむことを、これからの大学生活や日常生活に応用していきます。学校の授業だけでは身に付かない、学べないことを教えていただけました。このようなことは、回数を重ねることも大切だと思うので、是非、もう一度講義を受けたいと思います。ありがとうございました。

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