SAE(Study Abroad Experience)
海外留学体験報告
~カナダ・アメリカ編~

2016年度~2017年度SAE海外留学奨学生として留学した吉澤彩乃さん(経営学部国際経営学科 国際会計コース4年生)と上野真綾さん(経営学部国際経営学科 グローバルビジネスコース4年生)に,それぞれの留学についてお話しを伺いました。

留学先を選んだ理由を教えてください。
吉澤さん:先生(経営学部立木先生)からのアドバイスとビクトリア大学の語学プログラムの充実,そして治安の良さです。思ったよりも物価は高めでした(例:ペットボトルの水 日本=100円,カナダ=2.5カナダ$(約210円)。治安は本当によく,生活しやすい場所でした。
上野さん:治安の良さとプログラム内容の充実,そして何より先生方の前評判がよかったからです。実際に留学してみて,帰国された先輩方や国際教育センターの皆さんがお薦めしていた通り,とても親切でフレンドリーな先生方ばかりでした。
留学先での思い出や体験談をお聞かせください。
吉澤さん:語学のクラスはとにかく多国籍でした。留学したての頃は,他国籍の学生に圧倒されて,なかなか発言ができずに苦労しました。日本では「空気を読む」という言葉があるように,その場の雰囲気を読んで発言することが常でした。しかし,世界の場ではどんな発音であろうと文法的に文章が成立していなくとも「とにかく発言したもの勝ち」であることを身をもって体験し,日本との違いを痛感しました。徐々にタイミングをつかめるようになってきてからは,遠慮せずに発言できるようになりました。また,日本食に興味がある人が多く,リクエストに応えて日本料理を振舞う機会も多くありました。
上野さん:留学中にアメリカ大統領選挙があり,ケーススタディの授業でディスカッションする機会があったことは非常によい経験でした。時事問題を扱った授業は難しかったですが,非常に勉強になり一番印象に残っている授業です。またボランティア活動での農業体験や,留学生向けのプログラムでの苺狩りや花火鑑賞は楽しい思い出です。これらの体験を通じ,現地の人々や他の留学生達と触れることによって,物事の考え方の多様性を学びました。自分自身でも留学前と現在では,考え方がかなり変わったと実感しています。留学は自分の人生のターニングポイントと言えると思います。
留学前と留学後で変わったことはありますか。
吉澤さん:世界は広く多様性に満ちていることです。多国籍の学生に囲まれ,それぞれの文化や留学の目的も違うので,コミュニケーションを取っているうちに,自分の将来のことを考えられるようになりました。英語はあまり上下関係を意識せずに話しますが,日本語は丁寧語・尊敬語・謙譲語と使い分けるので,現在、就職活動中ですが,敬語がなかなか出てこなくて,元に戻るまでに少し時間がかかりました。
上野さん:プレゼンテーションの方法が変わりました。グローバルビジネスコースでは英語での発表の機会が多くありますが,留学前は何となく資料を作成していましたが,留学を通じて,プレゼンテーションの発表の方法,構成,資料の作成方法等を学び実践したことが,非常に役立っています。
これから留学を考えている後輩の皆さんへアドバイスをお願いします。
吉澤さん:大学生になって他の楽しいことがたくさんあると思いますが,誘惑に負けずに,自分の進みたい道,自分のやるべきことをしっかりと実践して下さい。大学4年間は長いようですが,非常に短いです。
上野さん:迷っている時間はもったいない!「できない」ではなく「できる」と信じる。そしてやってみましょう。必ず道は開けます。
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