産学連携マーケティングゼミナール2018・第3弾
2018年10月17日~11月21日
オルビス株式会社(化粧品業界)
マーケティング戦略コースでは昨年に引き続き、化粧品会社のオルビス株式会社様にご協力いただき、課題解決型・産学連携授業(ゼミナールA,B)を実施しました。
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課題
「オルビスのクレンジングリキッドをリニューアルせよ」
※注意:オルビスが今後目指す方向性に近づくことを目的として
今回の「課題」の「商品リニューアル」の対象は、発売以来4,400万本を販売しているオルビスの主力商品「クレンジングリキッド(ノンオイル)」。
なお、「課題」の「※注意書き」は、現在、創業以来のリ・ブランディングに取り組む「新生オルビス社」の新たなブランド戦略のストーリーを踏まえてプランニングせよ、という意味です。難易度が少し高くなります。10月に行われた、オルビスの谷添さん、山本さんによる「ワークショップ」で、オルビス社と「課題」の意図、目的についての理解を深めた後、マーケティング戦略コースの3年生54名は、9グループに分かれて、約2ヶ月をかけてプランニングに取り組みました。
プランニングでは、先ず、情報収集、リサーチということで、ゼミナールに先行して9月から、マーケティングリサーチの授業を担当していただいている綱島弘明先生の指導のもと、定性調査を中心に個別インタビューとアンケート調査、ターゲット選定とペルソナ分析を行いました。それらの情報をベースに、商品のプランニングを進めました。
「お客様に近づく」というのが、マーケティングの基本の基本ですが、現実にはこれが至難であるということを、学生達は身を以て体験したようです。また、化粧品という男子学生にとっては必ずしも身近ではない商品についてプランニングする中で、この業界の面白さにも気づかされたようです。来年は、化粧品業界を目指す就活生が増えるかもしれません。
今回もまた、オルビス株式会社の皆様(マーケティング戦略部の前田様、商品企画部の谷添様、山本様、課長の水田様には、大変お世話になりました。学生のプレゼンには、厳しくも温かいコメントと助言をいただきました。ありがたく感謝申し上げます。
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学生のプレゼン1 -
学生のプレゼン2
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オルビス株式会社マーケティング戦略部の前田さん
商品企画部の山本さん、谷添さん -
谷添さん、山本さんによる「ワークショップ」