2019年度 産学連携マーケティングゼミナール
『株式会社ミキモト』


マーケティング戦略コース3年ゼミナールの「産学連携プログラム」。
2ndセッションでは、株式会社ミキモト(国際的総合宝飾企業)の「課題」に取り組みました。 株式会社ミキモトは養殖真珠のオリジネーターとして1899年創業。現在に至るまで、世界でも数少ないラグジュアリーブランドとして、グローバルに事業展開(海外10カ国38店舗)を進めるオンリーワンのブランドです。
※世界で最も価値のあるラグジュアリーブランドTop10(世界ラグジュアリー協会)

<マーケティング課題>
5~10年後の近未来の世の中の変化を想定しつつ、
ラグジュアリーブランドの顧客特性を踏まえて、
ミキモトの新しい商品やサービスについて、企画提案をしなさい

この課題に取り組むにあたり最初に、ミキモトの山路様から日本のジュエリー業界に関する基礎的な知識とミキモトのポジショニング(日本国内の売上規模ではティファニーに次ぐ第2位)、そして今回の課題の本質に関わる「ラグジュアリーブランド」と、そのマーケティングの特徴に関するレクチャーをいただきました。
大衆向けの商品サービスとは大分異なる、それとは別の世界のビジネスの組み立て方、そしてラグジュアリーマーケットの中心顧客層(富裕層および波及市場)の特性、さらにミキモトの歴史とブランド価値に関するエピソードを交えた興味深いレクチャーでした。
また、課題が「近未来」を想定するものであったことで、グローバル化、デジタル化する世界や日本国内の少子高齢化や格差の問題…等々、普段より少し長期的な視点で社会や経済を洞察する必要もありました。
学生にとっては、かなり難易度の高い課題でしたが、取り組む中で様々な新しい気づきが得られたようです。

株式会社ミキモトの山路様、大成様には、最初のレクチャーに加えて、学生プレゼンへの的確なフィードバックとサジェスチョンをいただきました。また、社会に出てからのご自身の経験談などもシェアいただき、この秋から就職活動を迎える学生には、社会人と学生の意識の違いに気付かされる部分も大きかったようです。 あらためまして、ありがたく感謝申し上げます。


<レクチャーをする山路氏>

<学生の課題プレゼン>

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