クリアファイル制作プロジェクト(その3)

現在、マーケティング戦略コース「専門基礎ゼミナール(担当:神谷先生)」の講義では、経営学部オリジナルクリアファイル制作プロジェクトが進行中です。学生は9つのプロジェクトチームに分かれてデザイン案を作成、発表を行いました。学生による投票の結果、3つのグループの案に絞られ、制作を担当するデザイナーさんに実際のデザインに落とし込んで頂きました。

>クリアファイル制作プロジェクト
>クリアファイル制作プロジェクト(その2)

クリアファイルの最終デザイン候補

最終的には、3つの案の中から、一番左の候補が選ばれ、実際に制作をお願いすることになりました。7月の中旬に現物が納品され、学生にも披露されました。本クリアファイルのデザインに採用されたグループよりコメントをもらっています。

学生にとっても根拠に基づいてアイデアを検討しデザインに落とし込むという、実践的な体験を通じて学んだことも多かったと思います。また、デザインを落とし込む初期の過程では、学生側の想いがデザイナーさんに必ずしも十分に伝わっていなかったケースもありました。要件をきちんと外部の方に伝えるために丁寧な資料の作成やコミュニケーションの必要性を学ぶことができたのではないでしょうか。

改めて制作過程で多大なるご協力を頂きましたひらがなネットの戸嶋様とデザイナーの吉澤様に御礼申し上げます。

本クリアファイルのデザインに採用されたグループのコメント

Q.デザインのポイントを教えてください。
A.コロナ禍だからこそのデザインが良いのではというグループでの意見により、コロナウイルスで海外に行けない不安や悔しさ、さまざまな思いを込め、日本から飛び立つ飛行機と航空チケット「コロナ禍の空の旅」をイメージしました。そして、コロナウイルスが収束した際にはこのチケットで「世界へ飛び出そう!」というちょっとしたメッセージも込められています。ポイントとしては、QRコードで簡単に経営学部のホームページにアクセスできる点と、上部の002という数字に私たち2年生が考えたという伏線が含まれている点です。

Q.グループのアイデア出しで苦労した点を教えてください。
A.それぞれの色を透けるようにするか、プリントを入れた時と入れてない時の両方楽しめるようなギミックなどクリアファイルならではの課題で意見が分かれた点です。

Q.実際の商品を見た感想を教えてください。
A.自分たちが思っていたものより良いものになっていて驚きました。デザイナーさんが自分たちの案にはなかった緯線と経線と付け足してくださったところも「コロナ禍の空の旅」という自分たちのイメージにぴったりで心がときめきました。このファイルを手にとった人が少しでも玉川大学経営学部に興味を持ってもらえたらうれしいです。

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