研究のキーワード
視覚情報
コンピュータビジョン
対象物抽出・認識
常識獲得
衝突予測・回避

人間の視覚機能を実現する人工の眼の開発研究に取り組んでおります。
具体的は、①個々の画像データを解析し、対象物を抽出し、認識する研究、②動画像を解析し、各時刻における対象物との衝突予測や道路など移動環境(白線・標識・歩行者・自動車など)を認識する研究を行っております。

応用例

 ①自動運転のための人工の眼(ITS:知的交通システム)
 ②自律移動ロボットのための人工の眼
 ③種々の画像の認識・分類

常識の獲得

人間の最も重要な基本的機能の1つは、だれもが理解できる「常識」です。この常識を獲得するためには、自分たちの住んでいる外界の世界像を持つことが必須です。種々の専門知識も重要ですが、それも常識なしには意味をなしません。言葉は重要なものですが、その背後にある視覚・聴覚・触覚などを通して感じられる実世界のイメージ(世界像)がないと意味をなしません。数十年前に人工知能の研究が始まって以来、重要な研究と言われながら最も困難な課題として残されてきている「常識」の研究の一端に取り組んでおります。