2024年度 地域創生プロジェクトB 第1日目
第1日(9月12日 木曜日)
給食
1日目には、1つめの授業を終えた時点で、児童と一緒に給食を食べることができた。食べながら学校生活の話をしたりしていくなかで、授業時間中よりも緊張が和らぎ、とても楽しい雰囲気で過ごすことができた。また、給食時の児童間の会話や先生との会話の様子を見ていると、児童間の交友関係や、担任の先生との関係性などがわかり、給食の時間は、学級の実態を把握し、学級の仲を深めるための大切な時間であると感じた。
休み時間の交流
この日は気温が高く、熱中症予防のために外での遊びは中止になったため、昼休みは室内で児童が用意していた遊びで仲を深めた。わからないルールを児童に教えてもらいながら、一緒に楽しむことができた。そこで感じたことは、授業だけでなく、休み時間も児童と一緒に過ごすことが、児童と良い関係性を築くうえで非常に重要だということである。授業内では、児童と一対一で接することができる時間が限られているため、休み時間を通して児童の新たな一面を発見したり、児童の交友関係を知ったりすることができる。また、授業時間外にあった出来事を、その後の授業の導入に取り入れたり、授業の教材に当てはめたりすることで、より児童の興味がわく授業作りができると感じた。また、児童の特徴を掴むことで、机間指導の際のコミュニケーションの幅が広がり、個に応じた指導へと繋げることができた。
授業実践
1日目は、下記の授業計画に基づき、下田市立稲梓小学校にて授業実践を行った。
| 学年 | ねらいと実践の内容 |
|---|---|
| 1年生 |
ねらい:アルファベットを学んで名札を作ること。 ![]() |
| 2年生 |
ねらい:欲しいおにぎりの具を英語で言えるようになること。 ![]() |
| 3年生 |
ねらい:色を英語で言えるようになること。 ![]() |
| 4年生 |
ねらい:シャカシャカスムージーを作ろう!を題材に“Do you have~?”の表現と果物・野菜の言い方を知ること。 ![]() |
| 5年生 |
ねらい:12種類の動物の名前を英語で言えるようになること。 ![]() |
| 6年生 |
ねらい:英語によるクイズの答えを考え、自分の好きな海鮮丼を作る。 ![]() |
1日目は3つの学年ごとに授業の実施時間がわかれていたため、授業実施のない学生はヘルパーとして他学年の授業の支援を行った。全学年の授業実施後、各学年の振り返りを行い、反省点やよかった点をまとめた。


振り返り
1学年については、反省点として、体を動かすアクティビティが後半にあったことで、前半部分では児童の緊張した様子が残っていた。そのため、前半から盛り上げられるように、動くアクティビティを授業の始めに持ってくる必要がある。また、授業が想像よりも早く進み、時間が余ってしまったため、何をすべきか対応に困ってしまった。よい所は、全体的に活動がスムーズに進んだことである。
2学年では、反省点として、授業時間が10分間予定よりも早まったことが挙げられる。児童からの感想に「はやかった」と書かれており、全体的に話すスピードが速かったことが問題点であった。一方で、よかった点はこちらからの問いかけに対して、児童の反応がよかったことや、児童の発言に一つ一つ対応できたことである。また、教材に対する反応もよく、入念に準備をしたことへの達成感を感じることもできた。
3学年の反省点は、時間配分がうまくいかず、授業中に間ができてしまったことである。その原因としては、準備期間に教材作りに時間を費やしすぎて、授業練習にあまり時間がとれなかったことが考えられる。よい点としては、チョウを作ることで持ち帰るものを作ることができ、児童が楽しそうだったこと、また、『Beautiful Butterfly』からチョウ作りの繋げ方がうまくいき、授業の流れがスムーズだったことである。
4学年については、実践活動のなかに取り入れていた、シールを貼る作業に予想以上に時間がかかってしまったことである。その結果、後半は、発表の活動時間が計画より短くなってしまった。また、活動に時間がかかった分、その後の授業を円滑に進めようと、日本語を多用してしまったことも課題であった。しかし、時間配分のトラブル含め、進行に困難が生じた際は、3人で協力して授業進行の違和感を最低限に抑えるよう咄嗟に対応できていたことは良かった点である。
5学年では、反省点として、動物園のマップを持ちながら対話活動を行ったため、英語で会話をすることよりも動物を貼る位置に集中してしまう児童が多くなったことが挙げられる。一方で、活動時間は児童の笑顔がよく見られ、とても楽しい雰囲気で行えたことが良かった。机間指導や声掛けの際に日本語を使う場面が多かったため、2日目の授業ではより意識して英語を話すことでよりよい授業が行えるのではないかと考える。
6学年の反省点では、授業の難易度設定をもう少し考慮すべきだったことが挙げられる。読み・書きの活動は慣れていない児童にとっては難しく、話す活動は易しい難易度であったため、学年に適した内容設定が必要であった。また、事前に作っておいた掲示物に加えて板書も取り入れたため、スペースの利用計画を練ってから板書をすべきであった。一方で、良かった点は、時間配分や内容に関して想定外のことが起こったが、自分の海鮮丼に名前を付ける、授業の終わりにフラッシュカード形式で単語の復習をするなど、臨機応変に対応することができたことである。また、私たちが説明をしたあと、1番目に何をしますか?など、児童に問いかけて答えてもらうことで、理解を深めることができたことも良かった。
(文責:文学部英語教育学科3年 杉田 由有・大川 みさき)





