授業実践・課外活動

2025年度 地域創生プロジェクトA 第1日

第1日(5月15日木曜日)

校内見学

学校到着後、各担当学年に分かれて教室の位置を確認した。授業を行う前に、児童の様子を知ることができ、授業をするイメージもできた。1年生では音楽の授業が行われていた。先生が一つひとつの指示をゆっくり、丁寧に行い、ときどき説明をすることをやめて「どうすればいいか」を児童に考えさせていたことが印象的だった。3年生の体育の授業では、児童がしっかりと先生の話を聞いてから行動していた。6年生の国語の授業では、児童が積極的に発言をしていたり、ペアワークなどで意見交換をたくさんしていたりする姿を見ることができた。昼休みには、全校児童が赤組と白組に分かれて運動会の応援の練習をしていた。赤組、白組どちらも応援団長の児童を中心に応援歌の練習に励んでいた。

授業実践

1日目は、下記の授業計画に基づき、下田市立稲生沢小学校にて授業実践を行った。

学年実践の内容とねらい
1年生 ねらい:動物の英単語を覚え、言えるようになる
・“Old MacDonald Had a Farm”の歌を歌う
・“What’s missing?” の活動で動物の名前を確認する
・“Name Game” で動物の名前を定着させる
2年生 ねらい:フルーツの英単語を覚え、言えるようになる
・“Pointing Game” や “What’s missing?” の活動、歌を通してフルーツの名前を覚え、練習する。
3年生 ねらい:① フルーツの英単語を覚え、言えるようになる
    ② “I want ~” の表現を使えるようになる
・歌やカードを使って英語でフルーツの名前を覚える
・「おつかいゲーム」で “I want ~” の表現を使えるようになる
4年生 ねらい:① 旅行グッズの英単語を覚え、言えるようになる
    ② “Do you have ~?” の表現を使えるようになる
・“Pointing Game” や “What’s missing?” の活動を通して旅行グッズの英単語を覚える
・“Do you have ~?” の表現を使って持ち物を聞く
5年生 ねらい:① 家具の名前の英単語を覚え、言えるようになる
    ② “I want ~” の表現を使えるようになる
・“What’s missing?” の活動を通して家具の名前を覚える
・“I want ~” の表現を練習し、「伝言ゲーム」で定着させる
6年生 ねらい:① 建物や施設の名前の英単語を覚え、言えるようになる
    ② 買い物に必要な表現を使えるようになる
・ピクチャーシートを使って建物や施設の名前を覚える
・“I want to buy ~,” “How much is it?” の表現を学び、ペアで練習する

振り返り

1日目の実践を通してよかった点は、教材を最大限に活用したり、ゲームや歌、ペアワークなどを多く取り入れたり、児童同士のかかわりを大切にし、興味を引くことができたことである。また、「めあて」を明示することで、授業の目的を明確に理解させた点もよかったと思う。反省点としては、時間配分がうまくいかなかったこと、会話練習の復唱時のタイミングの問題、発音やイントネーションの誤りなどが挙げられた。時間配分については、予定よりも早く終わってしまったり、逆に授業終了時間を超えてしまったりすることがあった。この点について、この活動は何分までに行う、この時点で何分を過ぎていたらカットするなど、事前に目安を持ち、臨機応変に対応することを改善策として考えた。また、復唱時の問題については、正しい発音とイントネーションが身につくよう、指導者が意識することが大切であるということに改めて気づいた。さらに、事前に復唱させるタイミングや内容を細かく確認し、わかりやすい指示を出すことを意識することにした。教育委員会の先生や大学の先生を交えた反省会では、教室が騒がしくなってしまったときの対処法についてアドバイスをいただいた。教室が騒がしくなって次の活動に進めない時には、手を挙げて静かになるまでただ待つのではなく、口に人差し指を当てて「しー」と言う方が効果的であるということがわかった。また、場面の切り替わりをわかりやすくするためにメリハリをつけた話し方をすることが大切であると気づくことができた。

(文責:文学部英語教育学科2年 木内佳穂・直川静佳)