2025年度 地域創生プロジェクトA
1.2025年度 地域創生プロジェクトAの記録
地域創生プロジェクトAの概要
この地域創生プロジェクトAでは、5月15日から16日の2日間で、静岡県下田市の稲生沢小学校にて児童たちの英語学習を支援した。1年生、2年生、3年生、4年生の「外国語活動」および、5年生、6年生の「外国語」をそれぞれ2~3人の班に分かれて担当した。15日、16日にそれぞれ1時間ずつ時間をいただき、各学年合計2時間の授業を実施した。さらに、2日目の16日は黒船交流会に参加し、米国海軍の水兵の方々の通訳を務めながら、児童との交流活動に参加した。指導案作成や授業の実施という教育的知見に加え、水兵の方々との英語でのやり取りを通じ、異文化交流も体験することができ、プロジェクト全体を通して多くの貴重な経験を積むことができた。
この「下田プロジェクト」の活動を通して、子どもたちの心情を理解・予測しながら関わる力、学習指導案を作成し、深く没入可能な授業を実施できる力、そして英語を用いてコミュニケーションを行う力の3つが身についたと実感している。学習指導案の作成、1クラス分の教材作り、クラスルームイングリッシュを用いた授業の練習など、これまで経験したことのない作業を約1か月で完成させることには困難も伴ったが、参加者同士でアドバイスや意見交換をし合い、協力してよりよい授業づくりに励んだ。また、その中でチームワークの大切さを学び、 子どもたちとの交流を通して、児童の目線に立って、どうすれば興味を持ってもらえるか、楽しんでもらえるか、そして学びを得てもらえるかを考え、実践する経験もできた。全体として、「教師は授業で勝負する」という言葉にもあるように、教師の必須能力である授業計画・実施力に加え、チーム学校の一員として重要な協働力、そして児童生徒の目線に立って客観的に授業をとらえる力という、教職を志す身にとって肝要な能力を向上させることができたと思う。
米国海軍の水兵の方々との交流では、プロジェクト参加者全員が通訳として、水兵の方々に交流会の内容や、アクティビティのルール説明を行った。英語コミュニケーション力の向上はもちろんのこと、学外で、それも英語圏の方々と英語でコミュニケーションをとる経験はこれまでほとんどなかったため、それぞれの英語力を確認し、弱みや強みを自覚して今後の英語力向上に繋げる貴重な機会となった。小学校の先生方からは「とても参考になりました!」、「児童が喜んでいる姿が見られてよかった!」などとお褒めの言葉をいただき、子どもたちからは「絶対に忘れない思い出になった!」「トップレベルで楽しかった!」とポジティブな感想を得られた。思い返してみると、最初は初めて授業を行うことや、すべて学生主体で準備をすることへの不安が大きかったが、最後には今後の糧となる多くの知見を得られ、同時に楽しく一生の思い出にもなる素晴らしい経験となった。
(文責:文学部英語教育学科2年 磯野大樹・清宮瑛斗)


(1) 授業風景


(2) 水兵さんとの交流


参加者
文学部英語教育学科
1年担当:大河原 悠菜、奈良 梨人、直川 静佳
2年担当:清宮 瑛斗、玉城 瑞稀、渡井 康生
3年担当:中島 彩葉、中野 千聖、舩田 修孝
4年担当:新藤 桃子、鈴木 開翔、鳥本 椛
5年担当:木内 佳穂、兵藤 弘大
6年担当:磯野 大樹、貝澤 ミーナ