授業実践・課外活動

2025年度 地域創生プロジェクトA 第2日

第2日(5月16日金曜日)

授業実践

学年実践のねらいと内容
1年生 ねらい:コミュニケーションを通して自分だけの牧場を作ることができる。
2年生 ねらい:I like~の表現を使って、オリジナルパンケーキを紹介できる。
3年生 ねらい:I want⋯⋯の表現を使って、パフェ屋さんで注文してオリジナルのパフェを作ろう。
4年生 ねらい:Do you have~の表現を使って買い物をする。
5年生 ねらい:I want~の表現を使って欲しいものを注文できる。
6年生 ねらい:My Dream Townを作ろう。

実践では、各学年が、時間をかけて準備してきた授業に精一杯取り組み、授業中も授業後も多くの児童が笑顔を見せていたのが印象に残っている。実践後には、下田市教育委員会の山本先生にもご同席いただき、学生と米田先生、村越先生と授業の省察を行った。はじめに山本先生から全体的な講評をいただき、その後、2人の先生からもよかった点や反省点についてご指導いただいた。また、学生同士でも、各学年で感じたことや考えたことを共有し合い、共通の改善点を見出すとともに、互いの指導について意見を交換しながら学びを深めることができた。さらに、質疑応答の時間には、省察で挙がった課題について山本先生からアドバイスをいただき、現場の視点から貴重なお話を伺うことができた。今回の経験は、非常にありがたく、今後に活かしていきたい学びの多い時間となった。

振り返り

2日目の活動を通しても、1日目と同様に多くのよかった点と改善点が見つかった。

よかった点としては、1日目の省察を活かし、各学年に合わせた授業内容や指導法を柔軟に調整しながら授業を展開できたことが挙げられる。特に、2日目は1日目の授業を踏まえた上での活動が中心だったため、児童一人ひとりの学習状況を丁寧に把握する必要があったが、机間指導を通じて個別にサポートを行うことができた。また、1日目は初めての現場ということで、児童たちの反応が読めず不安もあったが、短い時間で築かれた友好的な雰囲気のおかげで、2日目は落ち着いて授業に臨むことができた。大きな声で元気よく始めることができ、自信を持って進めることができたのは大きな成長だと感じた。さらに、1日目の反省やアドバイスを活かしたことで、児童への関わり方も改善され、授業をスムーズに運営することができた。何より、児童たちが積極的に授業に参加し、楽しそうに活動に取り組んでくれたことがうれしかった。振り返りシートにも、活動を通じて達成感を得た喜びや、これからの学びに対する意欲が表れており、私たちメンバー全員が、時間をかけて準備してきた成果がしっかりと形になったことを実感した。

一方で、改善点も多く見つかった。代表的なものは、「児童の学習レベルの正確な把握」と「授業時間の配分の甘さ」である。例えば、個人作業にかける時間が予想より長くかかってしまったり、逆に早く終わったりすることがあった。幸い、その場でアクティビティの負荷を調整するなど、臨機応変に対応することで授業の流れを保つことができた。このような柔軟な対応力を現場で実際に経験できたことは、今後の大きな財産となった。今回の2日間の活動を通して、実際の教育現場で授業を行うことの難しさとやりがいの両方を体験することができ、大変貴重な学びとなった。

中休み/昼休みの児童との交流

学年交流内容
1年生 ドッヂボール・鬼ごっこ・砂遊び
2年生 こおり鬼・ドロケイ
3年生 鉄棒・シーソー・鬼ごっこ
4年生 こおり鬼
5年生 ドッヂボール
6年生 ドッヂボール・鬼ごっこ

1年生

内容: ドッヂボール、鬼ごっこ、砂遊び

感想: 元気いっぱいに体を動かす遊びを楽しんでいた。ドッヂボールでは、ボールを追いかける姿や、当たらないように逃げる姿が可愛らしかった。鬼ごっこでは、広い校庭を走り回り、歓声が上がっていた。砂遊びをしている子どもたちは、それぞれが思い思いの物を作り、満足そうな表情をしていた。集団で遊ぶ楽しさや、自分で何かを作り出す喜びを感じているようだった。

2年生

内容: こおり鬼、ドロケイ

感想: ルールのある遊びを協力しながら楽しんでいた。こおり鬼では、鬼にタッチされないように友だちと声を掛け合いながら逃げ回る様子が見られた。助け合う場面もあり、微笑ましかった。ドロケイでは、捕まえる側と逃げる側に分かれ、戦略を立てながら遊んでいる様子が伺えた。遊びを通して、仲間意識を大切にしていると感じた。

3年生

内容: 鉄棒、シーソー、鬼ごっこ

感想: 遊具を使った遊びと、体を動かす遊びの両方を楽しんでいた。鉄棒では、逆上がりや豚の丸焼きなど、それぞれができる技に挑戦していた。シーソーでは、友だちと息を合わせて揺らすことを楽しんでいた。鬼ごっこでは、スピード感のある追いかけっこをしており、活気があった。

4年生

内容: こおり鬼

感想: 集団でこおり鬼を楽しんでいた。戦略的に鬼を追い詰める様子も見られた。氷になった友だちを助けるために、声を掛け合いながら協力する姿は、高学年としての意識が感じられた。

5年生

内容: ドッヂボール

感想: チームで協力してドッヂボールを楽しんでいた。ボールのスピードやコントロールも上がり、迫力のあるゲーム展開となっていた。仲間と声を掛け合い、作戦を立てながらプレーする姿は、高学年らしいチームワークを感じられた。

6年生

内容: ドッヂボール、鬼ごっこ

感想: ドッヂボールと鬼ごっこの両方を楽しんでいた。ドッヂボールでは、力強いボールを投げたり、素早くボールをキャッチしたりしており、さすが最高学年という印象だった。遊びを通して、体力だけでなく、周りの状況を把握する力やコミュニケーション能力も高めているようだった。

全体を通して、子どもたちは昼休みの短い時間を有効に使い、それぞれの学年に合った遊びを通して、リフレッシュしている様子が伺えた。また、一緒に取り組む中で子どもたちの笑顔や楽しそうな声から元気をもらい、思い出に残る素敵な時間を過ごすことができた。

米国海軍水兵との交流活動

2日目の午後には、米国海軍の水兵との交流活動が行われた。児童と水兵のみなさんがスムーズに、そして楽しく交流できるよう、各学年から1人ずつ通訳の役割に立候補した。交流に先立って、水兵と学生との打ち合わせが行われ、各学生が2人の水兵さんを担当する形で通訳を務めた。国籍や文化の違いに加え、英語の発音が聞き取りづらいこともあり、大変な場面もあった。また、「自分の英語がしっかりと伝わっているか」「間違ったことを言っていないか」と不安に思うこともあり、うまく会話できたとは言い難い場面もあった。しかし、活動が始まると、水兵や児童とコミュニケーションを取りながら、一緒にゲームを楽しむことができた。また、児童の発言を水兵に伝えながらゲームを進めることで、通訳としての役割も果たすことができた。はじめは水兵を怖いと感じ、「ゲームができない」と話す児童もいたが、活動を進める中で、次第に心を開き、自ら積極的に交流を図ろうとする姿が見られたことが、とてもうれしく感じられた。私たちは留学を控えており、今回のような体験は非常に貴重なものであった。実践的な英語を使い、生の英語に触れることで、多くの学びを得ることができた。この経験を今後の留学にも生かしていきたいと考える。

(文責:文学部英語教育学科2年 中島彩葉・鈴木開)