授業実践・課外活動

2025年度 地域創生プロジェクトB 第1日

第1日(9月11日木曜日)

授業実践

学年実践の内容とねらい
1年生 ねらい:
・何色か、英語で聞かれたら答えることができる
・What color is this?の問いに答えることができる。
・適する色を探してきて、その色を英語で言うことができる。
2年生 ねらい:
・Do you have~?を使って、どんな食材を持っているか尋ねることができる。
・下田バーガーの食材を英語で言って、お店屋さんでお買い物ができる
3年生 ねらい:
・食材の単語や、やりとりの表現を言うことができる。
・アクティビティを通して、秋の食べ物を英語で言うことができる。
・パートナーと英語で、言語活動のやりとりの表現を練習することができる。
4年生 ねらい:
・Do you have~?を使って、自分の欲しいものをもっているか聞くことができる。
・カードゲームをしながら必要な表現を学ぶことができる。
・屋台とお客さんのやり取りを英語で行うことができる。
5年生 ねらい:
・観光地の英語とその場所でできることを一致させ、それらを英語で言うことができる。
・What can you do at~?の問いにYou canを使って答えることができる。
6年生 ねらい:
・「いつ・どこ・なに」について尋ねたり答えたりすることができる。
・What time/Where/Whatから始まる過去形を使ったやりとりを学ぶことができる。

授業実践後には、学生と米田先生、小金丸先生、下田市教育員会指導主事の山本先生、さらには白浜小学校土屋校長先生も同席していただき振り返りを行った。グループに別に反省点と改善点をまとめた後、先生方からフィードバックをいただいた。授業中に思わぬことが起き場合の対応方法についてご教示いただき、2日目の活動に向けた動機づけとなった。さらに土屋校長先生からは、学年の授業ごとの評価を書類にまとめていただいた。それぞれのグループで宿に戻った後、先生方のアドバイスや省察活動の内容を基に、2日目に向けて準備を行った。

給食

4時間目の授業後、給食の時間には学生が2~3名ずつのグループに分かれ、各学年の教室で児童との給食交流を行った。教室内ではさらに2つの小さなグループを作り、そこに学生が1名ずつ加わる形で、より児童との密なコミュニケーションを取れるように配慮していただいた。給食を食べ始めると、まずは児童たちが一人ひとり順番に自己紹介をしてくれた。その後は、児童たちが興味津々な様子で、私たち学生の趣味や、「東京では今何が流行っているの?」といった質問を積極的に投げかけてくれた。授業中とはまた違ったリラックスした雰囲気の中、一人ひとりの目線に合わせて対話を楽しむことで、短い時間ながらも児童との距離を縮めることができた。児童たちの素直な好奇心に触れることができ、午後の活動に向けての活力となる、非常に温かで有意義な交流の時間となった。

休み時間の交流

休み時間の交流は、体育館と教室に分かれて行われた。体育館では、学生も交えたドッチボールで汗を流した。給食交流時にやや恥ずかしそうにしていた児童も、この時間は一変して元気にボールを投げ、学生に積極的にボールを回したり、当てたりして楽しんでいる様子が見られた。
一方、教室では、「これやろう!」と児童が人狼カードやUNOを持ってきてくれたほか、お絵かきなどをして和やかに過ごした。ある学生は、児童から手書きのイラストをプレゼントしてもらうなど、微笑ましい交流も見られた。児童たちの明るく元気な姿からは非常に大きなエネルギーを感じた。学生は、ドッチボールの際には児童の安全に気を配りながら、児童たちと一緒に思い切り体を動かして楽しんだ。休み時間全体を通して、児童は非常にパワフルでありながらも、私たちを仲間のように受け入れてくれる温かさがあり、改めて交流の喜びを感じることができた。

振り返り

1日目の実践を終え、緊張感と同時に確かな手応えを感じることができた。良かった点は、児童たちが予想以上によい反応を示し、興味関心を引き出すことができた点である。その一方で、大きな反省点として挙げられるのは、タイムマネジメントである。学年によっては、授業が想定よりも早く進み、時間が余って手持ち無沙汰になってしまう場面があった。大学での模擬授業で培ったタイムマネジメントが、実際の児童を前にした授業ではそのまま通用しないことを痛感した。授業の進行においては、日本語・英語ともに「ゆっくり、はっきりと丁寧に」話すことを常に心がけた。また、児童一人ひとりの表情を注意深く観察し、理解度を把握するよう努めたるとともに、机間指導の際には、児童の目線までかがんで対話することを徹底した。しかし、それでも単語の意味が分からなかったり、発音に苦戦したりする児童の姿も見られた。また、私たち学生の緊張が児童にも伝わってしまい、お互いに硬い表情になってしまう瞬間があったことも課題として残った。
そのような中でも、授業全体を通して児童の明るい反応に助けられた場面が多くあった。授業後には、下田市教育委員会の山本指導主事より、「常に学び手の視点を持つこと」そして「児童の反応を見ながら、その場で自分の言葉を引き出して説明していくこと」の重要性について、指導助言をいただいた。この1日目の経験と反省、そしていただいた助言のすべてを糧とし、2日目にはよりよい授業を届けたいという強い思いを持って、宿に着いた後も、指導案の修正をはじめとした授業準備を行った。

(文責:文学部英語教育学科3年 柴﨑柾貴・金﨑菜緒)