2025年度 地域創生プロジェクトB 第2日
第2日(9月12日金曜日)
授業実践
| 学年 | 実践の内容とねらい |
|---|---|
| 3年生 | ねらい: ・食材の単語や会話の表現を使うことができる。 ・Missing gameや伝言ゲームを通じて、秋の食べ物を英語で言うことができる ・ペアワークや先生とのやり取りを通じて数などの表現を言うことができる。 |
| 4年生 | ねらい: ・自分の欲しいものを聞いて、買い物をすることができる。 ・カードゲームをしながら、モノの値段や“Do you have…?”を使うことができる。 ・屋台とお客さんのやり取りを英語で表現することができる。 |
| 5年生 | ねらい: ・観光大使になり切り、トラベルプランを発表することができる。 ・神経衰弱を通して、どこで何ができるのか「場所」と「できること」を一致させることができる。 ・“I have~.”“You can~”を使うことができる。 |
| 6年生 | ねらい: ・「いつ・どこ・なに」について尋ねたり、答えたりすることができる。 ・What time /Where /What から始まる過去形を使うことができる。 ・水兵さん役と質問役に分かれ、「いつ・どこ・なに」のやりとりを英語で行うことができる。 |
※第一日目と第二日目の授業内容は、基本的に同様の構成となっているが、一日目の授業の反省を踏まえ、一部修正を加えている。
授業実践では、一日目の反省を踏まえて修正を加えた結果、どの学年も自信をもって楽しく授業を実施することができ、多くの児童に笑顔が見られ、学ぶことを楽しむ姿が印象的であった。授業者である学生も、より落ち着いて授業を進められるようになり、成長を実感することができた。
授業後の振り返りには、下田市教育委員会指導主事の山本先生と浜崎小学校のALTの先生にもご出席いただいた。各学年を担当した学生が混合グループをつくり、良かった点や改善点について意見を出し合い、それらを全体で共有した。山本先生からは、一日目との比較を交えた具体的なフィードバックをいただき、授業改善の視点を深める非常に貴重な機会となった。


給食の交流
給食の時間には、授業を担当した各学年の児童と交流を行った。班ごとに机を囲み、クラス全員で「いただきます」をする様子や、放送の時間に行われる「モグモグタイム」など、学校生活ならではの文化に懐かしさを覚えた。給食中は、児童から最近流行しているアニメやTikTokのクリエイターについて教えてもらうなど、和やかな雰囲気の中で楽しい時間を過ごすことができた。児童の明るさや積極的な姿勢に触れ、改めて小学生の持つエネルギーの大きさを感じた。特に小学4年生の児童は、授業で学んだ英単語を使いながら遊ぶ姿が見られた。授業で扱った内容が日常生活の中にも広がり、自然に英語に親しんでいる様子を目にして、非常に嬉しく感じた。
昼休みの交流
昼休みには、校庭で児童とともにドッジボールやドロケイ、ボール鬼などをして遊んだ。学年を超えて一緒に楽しむ児童の姿に、学校全体の温かい雰囲気を感じた。自分が息を切らしている一方で、小学生たちが元気いっぱいに走り回る姿に、改めて児童の体力とエネルギーの大きさを実感した。また、協力して一輪車に乗ったり、「一緒に遊ぼう」と声を掛け合ったりする児童の姿から、日常の中に育まれている思いやりやコミュニケーションの大切さを感じた。児童が心から楽しそうに活動する様子を見ることができ、とても充実した時間となった。


振り返り
2日間にわたる授業実践を通して、教師としての実践的な知識と経験を得ることができた。特に2日目の授業では、1日目の反省を踏まえ、時間配分への意識や心の余裕を持つことを意識しながら取り組んだ。児童の思考を優先して日本語を減らしたり、発音練習のバリエーションを工夫したりするなど、多くの授業改善を行った。一方で、児童の勢いに圧倒されてしまったり、緊張から笑顔を忘れてしまったりしてしまうなど、課題も残ったが、下田市教育委員会指導主事の山本先生からは、「1日目と2日目の反省会で話す内容が大きく変化していた」とのご指摘をいただいた。1日目の反省会では、私たち自身の視点から「どの場面がうまくいったか」「どこが課題であったか」といった自己評価を中心に話していたが、2日目の反省会では、学び手である児童の視点に立ち、「児童がどのように感じ、どのように取り組んでいたのか」という点に焦点を当てて振り返ることができた。この変化により、教師としての視点の広がりを実感することができ、大きな学びの機会となった。また、2日間の実践を通して、児童の発達段階を踏まえ、「どのような方法なら児童が意欲的に学ぶことができるか」を考えることの重要さを学びことができた。さらに、「授業導入時の動機づけ」「パターンプラクティスの工夫」「タイムマネジメント」などを意識し、児童の反応を直接感じ取りながら実践するための指導技術を身につけることができた。今後行う模擬授業でも、今回得た技術と学びを活かし、より効果的な授業づくりを追究していきたい。そして、教育実習では、志望する校種に応じた発達段階を意識して授業を実践していきたい。


(文責:文学部英語教育学科3年 小倉 彩優・渡邊 祐奈)