Internship 学内インターンシップ 2期生 3期生

玉川大学文学部国語教育学科&DTS
学内インターンシップ

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メンバー紹介

学内インターンシップに参加したメンバーを紹介します!
第2期となるメンバーは、2021年度入学生2名、第3期となるメンバーは、2022年度入学生4名が参加して計画を進めました。
メンバーに「学内インターンシップを通して学んだこと・感じたこと」について聞いてみました!

文学部国語教育学科
国語教員養成コース
2021年度入学

Arisa

「自分たちの仕事の先にはそれを受け取る相手がいることを実感できました」

これまで私は授業の中で自分が調べたことをまとめ、その結果を発表するという機会をたくさん経験してきました。しかしそれは「私」が調べたいことでした。仕事となるとクライアントが求める要望を受け取り、クライアントを満足させる必要があって「私」だけではいけないことを知りました。相手の要望を聞き、それに応えるために企画を提案し、実行すること。トラブルが起きた場合は対処しつつ、代替案や改善策を考えなければいけないこと。
限られた時間の中で求められていること以上のことを結果として出すことは難しかったです。しかし、成果を待つクライアントがいる以上妥協することはできないので、その時間内で考え、実行し、結果を出すという経験を積むことができました。

「自分の進路のその先を具体的に考えることができた」

私はこれまで進路に迷っていました。教師として働くのか、企業に就職するのか、大学院に進学するのか、三つの進路のどこへ行くべきかずっと考えていました。2年生の秋学期に学内インターンシップを始め、これまで約1年間活動してきて、その中で多くの方々と関わることができました。インターンシップに参加しなければここまで多くの人と繋がりを持つことはできませんでした。
色々な人生を歩んできた私より年上の人と話をすることで新鮮な話を聞くことができた中で「どの道に進んでも間違いはない。その時の自分が選んだ道を信じて進むべき。修正はいくらでもできる」と教えてくださった人がいました。「進路を選ぶことも重要だが、その先の未来で自分がどんな人になっていたいのか考えることも大事」と言ってくださった人もいました。インターンシップで出会った方から貴重な言葉をたくさんいただきました。1年間の活動を通して自分の進路を明確にすることができました。

文学部国語教育学科
国語教員養成コース
2021年度入学

Midori

「社会人の方を見る視点が変化するキッカケになりました」

学内インターンシップに参加することを決めた大きな理由が、「教員か企業就職するか迷っていた」からでした。大学の授業では教員養成コースの科目を多く履修し、教職について学ぶ機会は多い一方、企業に勤める方々がどのように働いているのか、どのようなことを意識して働いているのかを知る機会はとても少なく、今回の学内インターンシップではそれを学びたいと考え、参加を決めました。
実際、前半プランと後半プランを通し、大学の授業では学ぶことができない「ビジネスの世界」に少し触れ、自身の将来についても考えることができました。また、教職とはまた違った経験を大学での勉強にも活かすことができました。例えば、資料1つ取っても、ちょっとした気遣いや見出し、デザイン性で見る人の反応が大きく変わることを知れたのも、このインターンシップに参加したからこそだと思います。

「経験することで見えた “自分が望む働き方”」

今回のインターンシップでは、学内での活動はもちろん、夏季休業中は「富士フィルムビジネスイノベーションジャパン」へ社内見学をする機会も頂きました。実際の会社に足を運ぶ経験は少なく、初めて「会社で働く」ことを強く意識することができました。学内で企画を検討、発表、実施、記事作成を全て行うことも大きな経験でした。社内見学を通して学んだことによって、社会人の1人として生きるための知識を得ることができたと思います。
また、私自身が望む働き方が「いつか誰かの支えになる仕事がしたい」・「キャリアアップをしながら、どんどん成長できるような働き方がしたい」ことだと確信できたことも、今回のインターンシップに参加して感じたことです。
今後は、就職活動を始め自分のキャリアを見つめる機会が多くありますが、その時には今回の経験を振り返り、自分自身が望む働き方や理想の姿を追いかけていきたいです。

文学部国語教育学科
国語教員養成コース
2022年度入学

Manaka

「ここでしか得られない学びがある」

インターンシップが始まった4月頃の私と、現在の私は大きく変わっていると自信を持って言うことができます。
「外部視点から国語教育学科を紹介する」という活動を通して、物事を捉える多様な視点と、相手に物事を伝えることの難しさを認識することができたと考えています。前者においては、施設へのインタビューや座談会の経験から理解することができました。これらの活動では、自身が想像していた国語教育学科のイメージや印象と、同様の視点を持っている人と、異なる視点を持っている人の存在を知りました。どのようなイメージや印象を持つかということに、正解や不正解というものはありません。しかし、様々な視点を踏まえて、改めて自身の所属する国語教育学科というものを捉えたとき、以前に想像したものとは異なる新たなイメージや印象を持つことができたため、多角的な視野を知ることの面白さを学ぶことができました。そして、私生活においても、物事を捉える視野が広がったと感じています。

また、アポイントメントを取ることや、クライアントにプレゼンテーションを行うという経験から、同じ内容であっても伝え方が異なる場合、全く異なった二つの内容だと捉えられてしまうということを理解しました。伝えるという行為において、話し方や書き方、表現の仕方という視覚的・聴覚的情報に加えて、伝える相手の立場になって、伝える時間や内容を工夫することが、ビジネスにおいて良い関係・環境づくりに繋がるということを学びました。
以上のことを踏まえて、インターンシップに参加したことで自主性や積極性が高まったと考えています。真剣に向き合ってくださるDTSの方々と、インターンシップに全力で参加する国語教育学科のメンバーと共に活動をする中で、自身が何をしたらよいのか、どのように力になれるのかということを、常に考えることができるようになったからです。そしてDTSの方々や先輩方、同期の人と協働することができる環境によって、授業では味わうことのできない達成感や充実感を得ることができました。

文学部国語教育学科
国語教員養成コース
2022年度入学

Minori

「インターンシップの活動を通して、“伝え方” を強く意識するようになりました」

インターンシップに参加する前は、他者に何かを“伝える” ことに苦手意識を感じていました。何から話せばいいのか、頭の中で考えることが苦手で、相手のことを考えずに自分の伝えたいことをそのまま話していました。インターンシップでの活動を通して、相手に伝わるように工夫された話し方を学ぶことができました。
さらに、インタビューなどの活動を通して、自分の欲しい回答を得るためには、どのような質問の仕方がいいのかを考え、内容に応じて臨機応変に質問の内容を変えていくことを学びました。
また、一番伝えたいことや結果から伝えることを心がけることで、自分の伝えたいことが整然としました。この点が活動を通して自分の中で最も変化した点だと感じています。

「選択肢の一つとなった“企業就職”」

今は教員養成コースに所属していますが、教員か企業就職をするかまだ悩んでいる状態です。今回、インターンシップを通して、企業の方と一緒に活動することで、「ビジネスの世界」の考え方に触れることができました。大学の授業だけでは学ぶことのできない仕事への向き合い方や資料の作成の仕方などを学ぶことができ、企業で働くことへのイメージを持つことができました。また、「富士フィルムビジネスイノベーションジャパン」の会社見学をする機会を頂き、オフィスで働くことを実際の目で見ることができ、自分の中で大きな学びとなりました。私はまだ、将来どちらの道を選ぶかは未定ですが、このインターンシップに参加した経験は将来の自分のキャリア選択に大きな影響を与える貴重な経験となったと思います。

文学部国語教育学科
国語教員養成コース
2022年度入学

Hina

「普段の学生生活では得られない貴重な経験」

学内インターンシップに参加した理由は、「自分の考えを他者に伝える機会」を多く得られることに魅力を感じたからです。この経験を通して、自分の考えを分かりやすく表現する力や、人前で堂々と発言できる力を身に付けたいと考えました。
また、このインターンシップの特徴である「学生主体の活動」も魅力的だと感じました。学年を問わず、学生同士で交流できることはもちろん、一つの目標に対して共に高め合っていけるという活動は、普段の学生生活では得られない、貴重な経験だと感じました。そして、教職だけでなく、企業にも目を向けることで、将来の幅が広がると共に、今しかできない経験ができたと感じます。

「国語教育学科で学ぶ魅力」

今回の活動で行った企画の中で、特に「座談会」が印象に残っています。国語教育学科に所属する1年生から4年生の方々にお集まりいただき、座談会を開催しました。
「外部視点で国語教育学科を紹介する」というテーマにおいて、外部=大学入学前として捉え、大学入学前に感じた国語教育学科の“印象” や入学前後の“ギャップ” についてのお話を聞くことができました。座談会は2日間に分け、異なるメンバーでお話をしましたが、人によって感じることが違うのだと改めて感じました。
この企画を行ったことで、国語教育学科の特徴や魅力を再確認することができました。その中でも、仲間と協力して取り組むことのできる環境は、国語教育学科の魅力だと感じました。今後の大学生活でも、学内インターンシップで学んだこと、体験したことを結び付けながら励んでいきたいです。

文学部国語教育学科
国語教員養成コース
2022年度入学

Satsuki

「自分が成長するきっかけになった」

私は自分自身の成長のために学内インターンシップに参加しました。リーダーシップを発揮することや自身の意見をまとめて話すことが得意ではなかったので、そういった自らの能力を伸ばすために毎回の活動に取り組んでいました。初めての経験ばかりで、何をすればいいのか、自分自身にできることは何なのか、最初のころはとても難しくみんなについていくので必死でした。必死に活動していく中で一つ一つ経験を積み上げていき、自分自身の意見を持つことができるようになったり、自分に足りていない能力を知ることができたり、学内インターンシップでの活動が自分自身の成長するきっかけになりました。

「チームワークの重要性を再認識した」

今回の学内インターンシップでは2つのグループに分かれての活動がメインでした。チームの中でどのように進めていくのか、どのようにまとめるのかなどたくさんのアイディアを出しその中から今回のゴールに向けて必要なものを選び活動していくということを行いましたが、自分一人ではとても困難だったことだろうと思います。みんなでアイディアを出し、みんなで計画し、みんなで企画実行をするということがどれだけ重要なことなのかということを改めて再認識しました。全員で一つのゴールに向かって進んでいくためには、全員の力がないと不可能だと思います。誰か一人でもさぼったり、期限を守らなかったりしてしまえば全員の作業に支障をきたし、バラバラになってしまうことでしょう。しかし、学内インターンシップのメンバーは全員が同じ気持ちでゴールに向かって活動をしていました。このメンバーだったからこそ私自身も成長することができたのだと思います。みんなで協力して一つのゴールに向かって活動していくことは、大変でもあり、心強くもあり、とても充実した時間でした。