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2018年度教育力育成プロジェクトのご報告

2019.5.28

教育学部では、毎年、「教育力育成プロジェクト」を実施しています。2018年度は、「次世代(子ども)に伝えたいメッセージ~自身の成功体験や失敗経験から得たことをもとにして~」というテーマで、3年生を対象に実施しました。


近藤洋子教育学部長より表彰される様子

各ゼミで選出された作品を、下記の基準で厳正に審査した結果、最優秀賞が1点、優秀賞が4点選ばれ「始業の集い」の際に表彰されました。


<審査基準>

1.実践やエピソードの様子や感動が、子ども(未就学児・児童・生徒)に伝わるか。
2.A4判で1枚にわかりやすく表現できているか。
3.教育的視点があるか。


<審査結果>

最優秀賞

小原ゼミ:土屋舞夏さん
土屋さんの作品は、子どもたちの学校生活(人生)の希望と困難の道のりをグラウンドで表現されており、一つ一つのパーツがマジックテープで剥がせるようになっています。希望では、部活・学校行事・期待など、子どもたちが学校生活で楽しい事柄を、困難では、勉強やいじめ・不安など、子どもたちが学校生活で苦と感じる事柄を載せてあり、それらの問題に直面した時、どう対応すべきか、何が大切か、見るポイントはどこかなどのアドバイスが、パーツを剥がした下に書かれています。
また、スタートからゴールまで希望や困難を乗り越えた先にはキラキラと成長した自分がいることが表現されており、「少し先を生きる者として、子どもたちにアドバイスや励ましなどを送りたい」と思い、作成したそうです。


優秀賞 (順不同)

濱田ゼミ:上杉愛さん
上杉さんの作品は、小学校5年生の時に始めた陸上の経験に基づいています。陸上では、努力の結果が出ることもあれば、涙を流したことも何度もあるそうです。その中で、「努力したことは自分を成長させてくれる」、「悩んで、苦しんで、もがいて、それでも努力し続けた人にしか味わえないもの」があるということに気付いたそうです。
上杉さんは「この言葉とメッセージを通して、何かに一生懸命に取り組むことの大切さ、道は一つだけではなくたくさんの可能性が広がっているのだということを感じて欲しいです。そして、読んでいる子どもたち一人ひとりが、この言葉とメッセージを自分のこととして捉え、自分なりの輝くものを何か一つでも見つけてもらえたら嬉しいです」という想いを込めて、この作品を仕上げています。

中村ゼミ:大塚理紗さん
大塚さんは、叱られることは「嫌だ」と感じる人が多い中、本気で叱ってくれる人を大切にし、逃げなければ、成長でき強くなれるということを、小学校2年生の時の経験に基づき描いています。子どもの頃には「怒られている」と感じていたが、「子どもを成長させたい」というお母様の想いに気付いたので、「叱る」という言葉を用いることにしたそうです。
大塚さんは、学校ボランティアの際などに、うまく叱ることができず悩んでいましたが、本課題に取り組んだことで、お母様の教育観や教員を目指す自分自身の教育観について改めて考えることになり、「人を育てる立場になることの責任を感じました」、「このような機会を頂きましたことに感謝するとともに、後1年で卒業することを自覚し、教員としての力量と教育観を培っていきたいと思います」と語っていました。

渋谷ゼミ:田邉亮介さん
田邉さんの作品は、米国の発明家トーマス・エジソンをモデルにしています。エジソンの残した言葉に、「私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ」というものがあります。田邉さんは、「成功を残した人、成功している人でも、沢山の努力をしてきた」ことを、エジソンの言葉に基づき表現しています。
「みんな“何か”を積み重ねている」という言葉は、田邉さん自身のこれまでの挫折経験に基づき考えられたそうで、ポスターの中に描かれているものの意味は、下記のとおりです。
・電球:エジソンをモデルにしていること、成功と失敗。
・青い電球:今までの失敗や積み重ねてきた経験。
・黄色い電球:成功や今の状態。
・地平線:今存在している場所。
・たたずむ男性:エジソン、または、今存在している人。

瀬沼ゼミ:八木幸一郎さん
八木さんは、今までに沢山の成功や失敗をする中で、うまく行った時には、「計画を立てること」、「行動すること」の2つを行っていたことに気付いたそうです。
「計画を立てること」
献立が無いと大量の給食を作れないというような、小学生の子どもにもわかり易い例で、計画の大切さを述べており、「計画を立てることで、目標が揺らぎにくくなります。計画通りに行えたという、達成感も生じます」とまとめられています。
「行動すること」
漢字が苦手だったが、漢字の勉強に挑戦したことで漢字検定に合格した経験に基づき、結果はやってみないとわからないし、うまく行かなくても次に生かせるということに気付いたそうです。
そして、最後のアドバイスとして「時間はお金では買えません。時間を浪費するのも、節約するのも自分自身です。周囲の環境などではなく、自分なのです。限りある時間を有効的に使うためにも、行動して、経験して、成長していきましょう! JUST DO IT!」とまとめています。

(教育学部教授・学生担当:中村香)

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