教育インターンシップラウンドテーブルの開催報告
2019.8.5
2019年7月29日(月)に、教育インターンシップを受け入れて下さっている学校や教育委員会の関係者をお招きし、下記の通り、教育インターンシップラウンドテーブルを開催しました。
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(第一部)
教育インターンシップ担当教員と受け入れ学校関係者との懇談会まず、教育委員会と大学の連携による教員養成の意義や、本学インターンシップの位置づけ、インターンシップの多様な在り方、インターンシップにより学生が育つプロセスについて、報告をしました。
その後、5~6人の小グループに分かれて、インターンシップの在り方について、話し合いました。インターンシップを、より良くするためにはどうしたら良いのか、ボランティアとの違い、連携の手続き、学生や大学への要望など、様々な観点から話し合いました。
(第二部)
教育インターンシップの公開授業
お招きした学校関係者の皆様も含め、6~7人の小グループに分かれて、現履修生37名、過年度履修生4名が話し手となり、履修希望者の学生94名が聞き手となり、教育インターンシップを協働でふり返りました。
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全体の様子 -
インターンシップの様子を説明する学生
学校関係者の話を真剣に聞く様子
参加してくださった学校関係者の皆様からは、「他の自治体の取組の状況が知れてよかった」「インターンシップを終えた学生がいきいきした様子で話している姿を見ることができ、受け入れて良かったなと思いました」「とても真面目で明るい学生さんが多く、まだまだこの先も明るいな!と安心しました。玉川大学の学生さん達に期待します」などというお言葉を頂きました。
また、参加した学生の学びが大きく、下記のようなふり返りがありました。
「教育委員会としてはインターンシップとして学生が来る方が学校にお願いしやすいという話をお聞きすることができました。教育委員会側からして、私達はどのように捉えられているのか実際に話をお聞きすることができて、良かったです。このように話し合いの場を設けて頂く機会はないと思うので、貴重な経験をすることができました。」
「校長先生が来てくださいました。そのとき、自分の目標を持ってインターンシップに望むことが大切だということを改めて感じることができました。また、教師に求められることは『話す力』だということを教わりました。授業中や休み時間など、子どもたちと関わる時間は多いので、その中でどれだけのことを自分の口で伝えることができるのかが大切だということを学びました。」
「校長先生や教育委員会の方がインターンシップ生に求めているものややって欲しいことを教えていただきました。この公開授業は次のインターンシップ生のためにも、そして、今後学校教育を盛り上げていくためにも続けていくべきだと思いました。自分からどんどん積極的に生徒に関わって欲しいとおっしゃっていました。」
秋学期の修了時にも教育インターンシップラウンドテーブルを開催する予定です。今後も、近隣の教育委員会や学校との連携・協働により、学生の実践的力量を培っていきたいと思います。
(教育学部教授・インターンシップ担当:石井恭子)