子どもの遊びと育ち：折り紙をちぎってペタペタ

2020.05.26

外出自粛が出ているこの時期、子どもが家庭内で過ごす時間も多くなってきています。そこで今回は、家庭内にある身近な材料で楽しむことが出来る遊びを考えました。折り紙を手でちぎって、できた形を使ったり、指先を上手に使ってイメージしている形を作ったりして楽しむ遊びを紹介します。さらに雨の日の遊びとしても活用することが出来ます！

<用意するもの>

• 厚紙（今回使用したものは縦約10㎝×横13㎝のもの）
• 折り紙や色画用紙
• のり
• 新聞紙
• 濡らしたタオル

<準備>

• 机に新聞紙を敷く。汚れた手を拭くことが出来るようにぬるま湯で濡らしたタオルを用意しておく。

<作り方>

このように入れておきます

① 様々な色の折り紙をちぎって空き箱などに入れる。

これだけで十分素敵な作品になります。

② 土台となる厚紙にのりをつけ、ちぎった折り紙をペタペタと貼っていく。

さらに楽しむことが出来るようなアレンジを2つほど紹介します。

<アレンジその１>

① 厚紙にあらかじめオリジナルの絵を書いておく。（ぬり絵ができるようにしておいたり貼り絵で表現したいところは下記の桜やたんぽぽのように場所を残しておいても良いです。）もともとあるぬり絵に貼っていくことも面白いですよ！

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  こいのぼりと太陽、家
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  桜の幹とたんぽぽの茎と葉、空に浮かんでいる雲　桜やたんぽぽが咲いている様子は貼り絵で表す予定です

② その枠に沿って、絵を想像しながらちぎる折り紙の色や形を考える、という遊び方も楽しいと思います！

<アレンジその2>

折り紙に加えて、貼るものとして新聞紙や広告・チラシ、飾り付けとして毛糸や綿、カラーセロファンを使うこともおすすめです！

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  今回は手前が砂浜、奥に海と空、雲を表そうと思い描きました。
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  作業をしている様子の写真です

※セロファンや毛糸は手で切れないため、はさみを使用しました。子どもの年齢に合わせて、保護者の方が見守ったり手伝ったりしてください。

完成しました！

砂浜の部分を広告の茶色の部分と新聞紙、海を色鉛筆の青や水色とセロファンで表し、空は一部広告の濃い青の部分と折り紙、雲は綿にしてみました。毛糸で波を表してみました。

雲の部分に綿を使用してみると、より雲のふわふわ感が出ていい感じになりました。

作品の周りに黒などの画用紙を額縁のように切って周りに貼ると、さらに絵画風になります。
子どもの年齢・発達等に合わせて材料を選んだり、遊び方の幅を広げたりすることができます！ぜひやってみてください！

（乳幼児発達学科4年 池亀梨奈子）