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臨床心理学ゼミ:災害・被ばく医療科学集中セミナーに参加しました!

2020.09.17

2020年9月6日、7日にzoomにて長崎大学、福島県立医科大学、福島大学、東日本国際大学主催の災害・被ばく医療科学集中セミナーに参加させていただきました。
6日のセミナーでは、福島県立医科大学山下俊一副学長より放射線災害から復興における医療人・科学者の役割という講義の中で、被ばくがもたらす科学的な影響やその解決策のお話をお聞きしました。そして川内村(福島県双葉郡。原田ゼミが毎年ゼミ合宿で訪問している村)の住民神道俊男さん、かわうちラボ事務局長井出寿一さんより、実際に震災と原発事故の被害にあった地域で進められていた取り組み、また現在行っている活動について学びました。
また、7日のセミナーでは、長崎大学高村昇教授より放射線被ばくによる健康影響の講義を受け、その後川内村の遠藤雄幸村長から大学生に向けた講話をいただきました。ワークショップによるディスカッション形式の学習なども進められました。

今まで放射線=怖いという印象がありましたが、なぜ怖いのかを正しく理解し、正しい知識を持つことの重要性、リスクコミュニケーションの重要性について考えることができました。今後教員になって、理科の授業を行う際にも是非この知識を教えたいと思いました。
さらに、川内村の住民の方や村長さんからのお話で、震災直後の状況や復興までの道のり、そして未来を見つめた計画を拝聴し、10年前のことを決して忘れてはいけないということを強く感じました。将来必ず子どもたちに伝え受け継いでいきたいと思います。

今年は新型コロナウイルスの影響で実際に福島県を訪れることができませんでしたが、セミナーを通して多くのことを学ぶことができました。来年は川内村に伺いたいです。


(臨床心理学ゼミ:3年 永井龍青、萩原ひかる、先崎莉子)

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