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臨床心理学ゼミ:教育学部原田眞理ゼミ×福島県双葉郡川内村×学友会 学食コラボを実施しました!

2021.11.05


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教育学部原田ゼミ企画にて福島県双葉郡川内村産の食材を使ったオリジナルメニューを2021年10月12日(火)から15日(金)の間で限定販売しました。

この企画は、2013年から川内村でゼミ研修を行っている教育学部原田眞理教授のゼミ生25名とゼミ卒業の教育学研究科生1名が企画したものです。昨年は新型コロナウイルスの影響で学食が閉まっており実施ができませんでしたが、今年は2年ぶりに実施することができました。グリーンハウス前城さんと学生でメニューを考えました。今年度はCafeteria SakufuとCafeteria Rindoで販売を行い、日替わりメニューとして10/12(火)「イワナのかば焼き丼」、10/13(水)「そば粉のすいとん」、10/14(木)「ひたむきシイタケジュニアの肉詰め」、10/15(金)「カボチャのシチュー」を販売しました。また、Cafeteria Sakufu では「大根カレー」を期間中連日販売しました。オリジナルメニューは、すべて川内村産の食材から作られています。大変好評であり、どちらの食堂でも全日即完売でした。期間中は定食のお米と味噌も川内村産を使用していました。

今回の学食コラボでは、学友会にご協力いただき、学内に学食コラボを宣伝する横断幕の掲示や、オリジナルメニューの購入者を対象とした景品の抽選を行いました。

私たち原田ゼミは、東日本大震災を機に被災地である福島県川内村と交流を始めました。この学食コラボには、「大きな災害の体験を風化させないようにしたい」「川内村の自然の豊かさや食材の美味しさを伝えたい」「被災地の現在を伝えたい」という願いがこめられています。”震災”という目に見えない過去の出来事を”学食コラボ”という目に見える形で現在や未来につなげていく、といった使命感を持ちながら3,4年ゼミ生一丸となって取り組んでいきました。

10月14日(木)には、東日本大震災を直接経験され現在支援者としても活動されている武田恒男さんと橋本洋子さんの講演会、川内村村長である遠藤雄幸村長の講演会がありました。講演会後には食事会を開き、皆さんにオリジナルメニューを召し上がっていただきました。

今回、さまざまな方々のご協力から学食コラボが実現しました。心から御礼申し上げます。1から学食コラボを立ち上げること、そしてコロナ禍で復活させることはとても大変でしたが、大学生である私たちの世代が東日本大震災について発信することには大きな意味があると考えています。今後とも、学食コラボが継続して実施されることを強く願っています。

ご協力:川内村のひたむき椎茸ジュニア(遠藤きのこ園)岩魚、味噌(いわなの郷)坊ちゃんかぼちゃ(川内野菜勉強会古内早苗さん)大根、白菜(秋江さん)新米コシヒカリ(古内やすこさん)蕎麦粉(新妻さん)、渡辺正さん、あれ・これ市場


(臨床心理学ゼミ生:4年ゼミ長 原健太郎)

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