臨床心理学ゼミ:「かわうちワイナリー」を見学させて頂きました!
2022.09.22
8月30日、ゼミ研修の一環としてかわうちワイナリーを見学させて頂きました。
かわうちワイナリーは、川内村が2016年に「ワインブドウ・プロジェクト」を立ち上げ、新たな産業を育てようとしたことを発端とし、高田島区の標高750mの土地に2021年に完成させたワイン醸造場です。
現地では、かわうちワイン株式会社統括マネージャーである 遠藤一美様 を中心に、ワイナリーが作られるまでの話や、実際にどのような工程を踏んでワインが作られているかについてお話して頂きました。
また、この日は、かわうちワイン株式会社の代表取締役である 猪狩貢様 や取締役の 北村秀哉様 もお見えになり、なぜワインを新たな産業として作ろうと思ったのか、どのような心境でワイン造りに取り組んできたのかなどの貴重なお話を聞くことが出来ました。
様々なお話を聞かせていただいたあとは、かわうちラボの事務局長である 三瓶義浩様 からのご好意でワインを試飲させて頂きました。非常に飲みやすい味で、普段お酒が苦手な学生も美味しくいただいていました。
また、かわうちワイナリーの可愛いコルクを1人1つずつ頂きました。
試飲後には、ワイナリーで、ぶどうの栽培からワインの製造までを担当されている 安達貴様 に、ワインの価格設定や、ワインの味の違いについての質問にも答えていただき、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
醸造しているワインの種類を紹介していただき、ワインのラベルに描かれているトンボなどに込められた意味には、川内村に対する温かい想いが込められているということがとても印象に残りました。
今回の見学を通じて、かわうちワイナリーでの川内村の自然を生かした新たな事業は、村の素晴らしさを全国に伝えることが出来るものであると感じました。また、様々な方々のお話から、復興への強い想いが感じられ、この新たな産業はその情熱が込められた挑戦であると感じることが出来ました。
この標高750mのワイナリーから見えるヴィンヤードの絶景は、天気に恵まれず、ほとんど見ることが出来ませんでした。
その絶景を見るために、そして、さらに発展していくであろう産業を見せていただくために、もう一度訪れたいと思うことのできた見学となりました。
(臨床心理学ゼミ:3年 土屋結、矢倉駿)