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体育・スポーツ教育学ゼミ:「多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション2023」2次審査(本戦)進出が決定しました!

2023.09.07

第9回多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション2023に、体育・スポーツ教育学ゼミ(阿部ゼミ3年)の「坂のまち元気プロジェクト」がエントリーし、書類審査の結果、一次審査を通過し、11月に行われる二次審査(本戦)への進出が決まりました。当コンペには32団体のエントリーがあり、一次審査を通過したのは12団体とのことでした。

<学生が作成したエントリーシートより(抜粋)>

玉川大学の周辺地域である町田市玉川学園では、少子高齢化などの影響を受け、地域コミュニティーや街並みが衰退する可能性があり、これらの諸問題を少しでも良くしていくために、玉川学園地域の象徴でもある坂道を利用してイベントを考え、魅力あるまちづくりを行おうと考えた。

地域の人と協力してまちづくりについて考えていく中で、玉川学園地域にある坂道の名前や魅力などについて知り、玉川学園は坂のまちであるということを学んだ。その中でも大きく学んだことは二つある。

1つ目は、坂道を使ってイベントを考えることで、坂道に対してよいイメージを持ち、街おこしにもつながるということである。玉川学園にはたくさんの坂道が存在し、地域住民は通勤や通学で出かける際に坂道を登り降りする。そのため、玉川学園の住民にとって、坂道は日常的に存在するものであり、いわば象徴的なものである。実際に地域の人と坂道を探索する中で、写真映えするスポットや、登るだけでかなりの運動になる急勾配の坂道など、地域住民だからこそ知っている坂道の良さを学ぶことが出来た。

2つ目は、坂道を使ってコミュニティーを広げることが出来るということである。坂道の雪かきを地域住民全体で行ったり、坂道を登っている際に会話をしたりすることなど、坂道があるからこその一体感を感じることができたり、地域の人達と仲良くなれたりすることができるのである。そのため、坂道での活動を通して地域住民のコミュニティーが広がるということを学んだ。

私たちは、これまでゼミで学んできたことを踏まえ、坂道を使ったイベントを提案する。具体的な内容としては、坂道を利用した流しそうめんやグリコで坂を登るという企画したり、坂道でのトレーニング方法を考え、坂の要所にトレーニング内容が分かるQRコードを設置し、街全体で健康意識を高めたりしていくことを考えている。このようなイベントを通して地域住民の交流を増やすことや健康面をサポートすることができ、街の魅力を再発見することができると考えた。

この4月から玉川学園地区の自治会と阿部ゼミとが協働で取り組んできた「坂のまち元気プロジェクト」の取り組みや今後の構想などが評価されたことと思います。今後は玉川学園駅前コミュニティセンター祭やコスモス祭などで坂を活用した地域連携を深めていく予定です。


第9回多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション2023の概要や一次審査の結果は下記URLからご参照ください。
https://nw-tama.jp/competition/

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
Tel:042-739-8111(代表)

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