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3年生 教育学部研修行事〈落語鑑賞会〉

2023.10.02

令和5年9月20日(水)14時よりUCH Marbleにおいて、3年生の研修行事が行われました。本年度は、玉川寄席名誉顧問の林家木久扇さんをはじめ、卒業生の林家木久蔵さん、春風亭一之輔さん、寄席紙切りの林家正楽さん、お囃子の井上りちさん、前座の林家十八(とっぱち)さんの総勢6名の方々が本学へ講演に来てくださいました。

はじめに、木久蔵さんより簡単な落語に関する基礎知識を教えていただきました。現在、落語家は約1000人いると言われ、そのほとんどが一般家庭出身であり、落語家は真打にならないと弟子をとることができないとされているようでした。その真打になるのに大体10年はかかると言われているようです。また、落語では、落語家が高座に上がる際にかかる音楽があり、それを担当するのが出囃子ですが、落語家一人一人で曲が異なるため、出囃子は全ての落語家さんの曲を覚えているそうです。



左から林家木久蔵師匠、林家十八さん、井上りちさん

春風亭一之輔師匠は、現在全国各地からの講演依頼を受け、小学校、中学校、高等学校など教育機関への講演もされているようでした。本日は、その中での経験談をユーモアたっぷりに語ってくださり、場内からは笑いが絶えませんでした。世間話や経験談からいつの間にか古典落語が始まっており、観客の学生達も一之輔ワールドに一気に引き込まれた様子でした。



  • 春風亭一之輔師匠

寄席紙切りでは、林家正楽師匠が、淡々としたハサミさばきで学生のリクエストに応じ「ライオン」を披露してくださいました。その他にも、カメやパンダなども即興で作成くださり、その完成度の高さに場内からはどよめきが起きておりました。



  • 林家正楽師匠

最後に、トリを飾ってくださったのが笑点でもおなじみの林家木久扇師匠でした。登壇の際には、これまで以上の賑わいを見せ、学生達のボルテージも最高潮に上がったと思います。

落語家の皆さんの貴重なお時間をありがとうございました。



  • 林家木久扇師匠

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