濵田英毅教授が「教育AIサミット2024」のトークセッションに出演
2024.08.14
教育AIサミット2024の「先生AIサミット」セッション-
生成AI(Generative AI)が社会全体にもたらすインパクトは、大げさではなく「産業革命」レベルです。この十年以内に、生成AIは社会生活を送る上で不可欠な存在になります。我々が生きているのは、後世、確実に歴史に記録される過渡期です。
ならば、生成AIを有効活用できる人材とは何か。そのための教育はどうあるべきなのか。こうした根源的な問いに立ち向かう先駆的な実践者の一人として、令和6年(2024年)8月2日に衆議院議員会館国際会議室で開催された「教育AIサミット2024」の教科×生成AIトークセッションに参加しました。
私の考える生成AI像は「いま会ったばかりの超優秀な“人”」です。その前提で、生成AIの制御と操作を理解すれば良いと考えています。つまり、相手(生成AI)はいま会ったばかりの人なので、あなたのことを全く知らないということです。したがって、まずあなたはどういう人で、あなたが求める回答のレベルや出力形式はどういうものか、具体的に言語化して伝えなければなりません。この意識を大切にして、環境的な情報を指示文(プロンプト)に加えることができれば、生成AIとの対話は充実した内容になります。
持ち時間が短い中で、自分なりの「社会科×生成AI」のビジョンを話してきました。私が開発した「歴史人物シミュレーター」の説明も、現地でしています。教育学部の先端的な研究の一例として、どうぞご覧ください。
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トークセッションで発言中 -
会場の様子
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