臨床心理学ゼミ:ゼミ研修で川内村に行きました!
2024.09.03
原田ゼミは、8月20日から22日にゼミ研修で、福島県双葉郡川内村に伺いました。
1日目の報告です!
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まずは、「方言かるた作り」です。事前に子どもたちに集めてもらった福島県の方言を、学生がかるたにして持っていきました。そのかるたの絵に色をつけながら、子どもも知らない方言はどんな意味か想像して一緒に確認したり、「この方言は、よくおばあちゃんが言っているよ」と方言にまつわる話をしたりして、福島県の方言に慣れ親しみながら子どもたちとの交流を深めました。子どもたちの世代が知らない福島県の方言を残していくことも大切なことであると考えました。
はじめは子どもも学生も緊張していた様子でしたが、徐々に打ち解けていき、かるたの色塗りが終わったら絵本を読んだり、お店屋さんごっこをしたりと、各々が交流の時間を楽しんでいました。
方言かるたとともに、手形アートも行いました。
手に好きな色の絵の具をつけ、大きい布にぺたっと手形をつけるのはとても楽しい作業でした。手形の下に名前と将来の夢を書きました。カラフルで、みんなの夢をのせた手形アートになりました。
将来の夢を考えるとき、すぐに思いつく子どももいれば、しばらく考え込む子どももいました。考え込む子どもには、学生が好きなことや将来やりたいことを聞いて、一緒に考えました。自分の夢を書いているときのそれぞれ輝いた横顔が印象に残っています。
原田ゼミに入ったからこそ出会えた川内村の子どもたちとの縁を大切にして、これからも自分たち学生にできることを考えて実行し、子どもたちからもらった素敵な笑顔や嬉しい言葉にお返しをしていきたいと思います。
夕食は蕎麦酒房天山でいただきました。川内村の土壌や水から作られた野菜などの食材はとても味わい深く、「おいしい」という声が自然と漏れてしまいました。店内も古民家を改装したことを活かすような時計や囲炉裏など工夫がなされていて、とても充実した食事をとらせていただきました。食事には遠藤雄幸村長はじめ役場の方々などがいらしてくださいました。また店主の健人さんも温かく迎えてくださり、玉川との意外な関係などを話してくださいました。食事の後ははなれで2次会をしました。
11月に行われる学食と川内村とのコラボでは、こうした川内の食材の魅力を大学の学生に共有することが出来ます。より、たくさんの人に川内の魅力を伝えられるように情報の発信をし続けていきたいです。
(臨床心理学ゼミ:3年 小林桃子・小倉大知)