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臨床心理学ゼミ:ゼミ合宿3日目~石巻市震災遺構大川小学校へ行きました~

2026.09.18

8月27日木曜日、ゼミ研修最終日では午前中には宮城県石巻市にある石巻市震災遺構大川小学校へ伺いました。前の晩の学びから、「自分が当時の大川小学校にいたらどのように行動したか」という視点を持って、学習に臨むことができました。

大川小学校の思い出や地域の地理的な特色、当時の状況などを、只野英昭さんが詳しく遺された校舎や展示から教えてくださいました。その後、実際に、裏山のコンクリートたたきまで案内していただきました。そこで大川小学校と山と川の距離感を実際に感じ、なぜ裏山に避難をすることができなかったのかを考えました。

そして、只野さん、今野さんご夫妻のお話を伺い災害の恐ろしさはもちろんのこと、もし、あの日の大川小学校で自分はどのように子どもの命を守る行動が取れたのか考え、本当に子どもの命を守る教員になることができるのかと自らに問いかけることができました。

最後に、「Team大川 未来を拓くネットワーク」の皆さんのコンテナハウスへ伺い、副代表の佐藤周作さんからお話を伺いました。地域の未来や子どもたちの命を守るために立ち上がり、全国へ発信を続けている活動の背景や、そこに込められた温かい思いに触れることができました。貴重なお話を伺う中で、子どもの命を真ん中に据え、子どもたちの笑顔を守ることのできる教員を目指したいと、心から思いました。

午前の学びを振り返ると、大川小学校での出来事を単なる悲劇譚にはしないという強い意志を感じ取ることができました。私たちはここで学んだ経験から、教員を志すものとして、一人の人間として、この場所で託された事実と教訓を、決して風化させることなく、自分自身の言葉で周囲へ、そして次の世代に継いでいきたいです。

同日午後には、今野さんのお宅に伺い、只野さん、佐藤さんご夫妻、吉岡和弘先生とご一緒に、只野さんのべっこうしじみのお味噌汁やしそまきなどをご馳走になりながら、交流させていただきました。お味噌汁を一緒に作ったり、家のお手伝いをしたり、また、大川地区周辺の自然環境の様子や、北上川で採れるしじみやホヤの美味しい食べ方など、地域ならではのお話などもたくさん伺うことができました。とても楽しい時間となりました。

皆さんとご一緒させていただいた時間は、私たち原田ゼミ生にとって大変貴重な経験となりました。温かく迎えてくださり、貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。


(臨床心理学ゼミ 3年 德本丈太郎・谷古宇美空)

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