教員免許状の取得を目指す

教員免許状の取得を目指す

概要

本学の課程で取得できる教員免許状は次のとおりです。
幼稚園教員免許状/小学校教員免許状/中学校(社会)教員免許状/高等学校(公民)教員免許状/高等学校(地理歴史)教員免許状/中学校・高等学校(数学)教員免許状
※以下に該当する方は科目等履修生としての入学になります。「科目等履修生としての学修」を参照してください。

  • 中学校・高等学校(数学)教員免許状を取得希望の方。
  • 出身大学等で取り残した科目の修得や、所有している教員免許状を基に他教科や他学校種、あるいは上級の免許状を取得希望の方。

幼稚園、小学校、中学校の教員免許状には、2種免許状と1種免許状があります(高等学校は1種免許状のみ)。
本学の正科生は、全ての教員免許状について1種免許状の取得を目指すコースとなります。

教員免許状の2種と1種について

  • 1種免許状が上級の免許状です。
  • 正科生1種免許状取得コースにおいて、所定の科目単位を修得すると、2種免許状取得要件を充足できます。
  • 公立学校の教員採用試験では、1種・2種どちらの教員免許状でも受験可能です。ただし、教育職員免許法では、2種免許状で教職についた教員は、1種免許状取得の努力義務が定められています。

コース説明(正科生で教員免許状を取得する場合)

正科生は、教育職員免許法別表第1(第5条関係)に定める基礎資格(学歴)を基に、同法に定める単位と本学の履修規定に定める単位を修得することにより、教員免許状が取得できます。

基礎資格

種別 基礎資格
教員免許状2種 短期大学士(短期大学卒業)の学位を有すること。
大学に2年以上在学し、62単位以上を修得していること。
教員免許状1種 学士の学位を有すること。

教員免許状取得の要件(概略)

入学年次 2種免許状 1種免許状
1年次入学生 2年以上在学して所定の単位を修得すること 所定の単位を修得して本学を卒業すること。
編入学生
(短期大学卒業者)
1年以上在学して所定の単位を修得すること。 所定の単位を修得して本学を卒業すること(認定単位を含む)。
編入学生
(大学卒業者)
2年以上在学して所定の単位を修得すること。
  • 大学卒業者(学部・学科は問わない)は、本学を卒業することなく、本学のカリキュラムにしたがって教員免許状に必要な科目単位のみを履修し、教員免許状を取得することができます。
  • 高等学校および短期大学卒業者は、本学を卒業し1種免許状を取得するコースへの入学となります。

2種免許状の取得について

本学の正科生開講コースは、1種免許状の取得を目的としていますが、取得の過程で、「教育実習」や「教職実践演習」などを含む所定の科目単位を修得すれば、2種免許状の取得が可能です。
ただし、「教職実践演習」は、教育実習受講後、教職課程の総まとめとして4年次においてスクーリング履修する科目であるため、4年次より前に2種免許状を取得することはできません。

課程認定のある短期大学または大学を卒業された方で、以下の条件を充足していれば2種免許状を最短1年で取得することが可能です。

  1. 出身大学または短期大学で、幼・小・中・高いずれかの教員免許状(栄養教諭、養護教諭、特別支援学校教諭は除く)を取得した方で、「教職実践演習」を修得していること。
  2. 「介護等の体験」が不要または免除であること(小・中免許状希望者のみ)。
  3. 教育実習を入学初年度に受講すること。

正科生で取得できる教員免許状

教員免許状取得コースでは、小・中学校校長経験者を多数教授陣として配し、その経験を生かした実践的な指導を展開しています。

  • 幼稚園教員免許状
  • 小学校教員免許状
  • 中学校(社会)教員免許状
  • 高等学校(公民)教員免許状
  • 高等学校(地理歴史)教員免許状

※出身大学等で取り残した科目の修得や、所有している教員免許状を基に他教科や他学校種、あるいは上級の免許状を取得希望の方は、科目等履修生としての入学になります。

高等学校卒業

正科生1年次に入学、4年間在学し、所定の単位を修得することで卒業と同時に1種免許状が取得できます。

※4年間で卒業ができなかった場合でも、所定の単位を修得すれば、4年目以降卒業の途中で2種免許状を取得することができます。

短期大学卒業

正科生3年次に編入学、2年間在学し、所定の単位を修得することで卒業と同時に1種免許状が取得できます。

※2年間で卒業できなかった場合でも、所定の単位を修得すれば、2年目以降卒業の途中で2種免許状を取得することができます。

大学卒業

正科生3年次に編入学、2年以上在学し、所定の単位を修得することで1種免許状が取得できます。
教員免許状の取得に併せて、教育学を学び卒業(学士の学位の取得)することもできます。

※2年間で1種免許状が取得できなかった場合でも、所定の単位を修得すれば、先に2種免許状を取得することができます。

※小学校および中学校教員免許状取得には、所定の単位(教育実習を含む)のほか、「介護等の体験」の受講が必要です。

チェックポイント

  • 1、表中「高等学校卒業」には、中等教育学校卒業者、大学入学資格所有者(高等学校卒業程度認定試験合格者等)を含みます。
  • 2、高等学校卒業後に、各種学校・専修学校(専門課程)・文部科学省指定の教員養成所を卒業した方は「高等学校卒業」に準じます。
  • 3、省庁所管の大学校を卒業した方は「高等学校卒業」に準じます。
  • 4、高等専門学校(5年制)を卒業した方は3年次編入学となりますが、本学の卒業を必要とするコースになります。
  • 5、大学・短期大学中退の方は在学期間と修得単位数によって入学年次が決定します。
  • 6、海外の大学・短期大学を卒業した方は、提出される書類をもって個々に審査を行い、入学年次を決定します。
    入学年次によらず、本学の卒業を必要とするコースになります。