科目等履修生としての学修
各種教員免許状・学校図書館司書教諭・社会教育士(養成課程)の称号 etc
概要
科目等履修生は、教育職員免許法に定める教員免許状取得方法を根拠に、一定の要件のもと教員免許状の取得を目指す、学校図書館司書教諭資格や社会教育士(養成課程)の称号の取得を目指す、または教養、自己研修のために学修したいといった場合に、開講科目の中から必要な科目を選択し学修します。
該当となるケースは、「コース説明」を参照してください。
- 在籍期間は1年間です。ただし、継続手続き(継続は1回)により、最長2年間の在籍が可能です。
- 1年間に登録できる単位数の上限は30単位です。
コース説明(科目等履修生として学修する場合)
卒業した大学・短期大学で取り残した教員免許状取得に必要な科目を修得したい
※教員免許状取得に不足する一部の科目単位を修得するためのコースです。
入学条件 |
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取得できる教員免許状等 |
※短期大学卒業者は2種に限ります。 |
履修根拠 | 免許法別表第1(第5条関係) |
所有する教員免許状の上級の教員免許状を取得したい
※所有する免許状による在職経験年数を基に、同じ学校種(同教科)の上級免許状(臨時免許状→2種免許状、2種免許状→1種免許状)を取得するためのコースです。
入学条件 |
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取得できる教員免許状等 |
※中学校(数学)・高等学校(数学)免許状は、免許法認定通信教育として開講する科目を履修します。 |
履修根拠 | 免許法別表第3(第6条関係) |
所有する教員免許状とは異なる教科の教員免許状を取得したい
※所有する中学校あるいは高等学校の免許状を基に、同じ学校種の他教科の免許状を取得するためのコースです。
入学条件 |
※2種免許状を基に同学校種1種免許状の取得はできません。 |
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取得できる教員免許状等 |
※中学校(数学)・高等学校(数学)免許状は、免許法認定通信教育として開講する科目を履修します。 |
履修根拠 | 免許法別表第4(第6条関係) |
所有する教員免許状とは異なる学校種の教員免許状を取得したい
※所有する免許状や取得を希望する免許状による在職経験年数を基に、隣接する学校種の免許状を取得するためのコースです。
入学条件 |
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取得できる教員免許状等 |
※中学校(数学)・高等学校(数学)免許状は、免許法認定通信教育として開講する科目を履修します。 |
履修根拠 | 免許法別表第8(第6条関係) |
学校図書館司書教諭資格を取得したい
入学条件 |
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取得できる教員免許状等 |
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履修根拠 | ― |
社会教育士(養成課程)の称号を取得したい
入学条件 |
※社会教育主事養成課程において24単位を修得している方が対象です。 |
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取得できる教員免許状等 |
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履修根拠 | ― |
教養および自己研修のために学習する
※科目等履修生開講科目の中から科目を選択して履修します。
入学条件 |
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取得できる教員免許状等 | ― |
履修根拠 | ― |
必要な科目単位と基礎資格(最終学歴)が異なります。
2種 |
1種免許状に必要な科目単位のうちの一部科目単位を修得することにより取得できます。 大学卒業、短期大学卒業、大学2年以上在学資格等の基礎資格が必要です。 |
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1種 |
2種より必要科目単位も多く、上級の免許状です。 大学卒業の基礎資格が必要です。 |
公立学校の教員採用試験ではどちらの教員免許状でも受験可能です。ただし、教育職員免許法では2種免許状で教職についた教員に対して、1種免許状の取得努力義務が定められています。
本学の正科生では、全ての教員免許状について1種免許状取得のコースとなりますが、所定の単位を修得すると2種免許状の取得が可能です。
正科生の入学年次・入学資格は以下のとおりです。入学資格欄を参照し、入学年次を確認してください。 大学卒業者や短期大学卒業者は3年次編入学ができます。
- ※大学退学者、短期大学退学者は、在学年数と修得単位数により、入学年次が決まります。
- ※海外の大学・短期大学を卒業した方は、証明書等の提出をもって個々に審査を行い、入学年次を決定します。なお、入学年次によらず、本学の卒業を必要とするコースへの入学となります。
入学年次 | 入学資格 |
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正科生1年次入学生 |
〔注意〕高等学校または中等教育学校卒業後に専門学校(専修学校等)・文部科学省指定の教育養成所、省庁所管の大学校を卒業した方も高等学校または中等教育学校卒業が入学資格と成ります。 |
正科生2年次編入学生 |
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正科生3年次編入学生 |
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