ロボカップジャパンオープン2013東京

2013年5月4日〜6日 玉川大学・玉川学園キャンパス
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ロボカップサッカー

人間のサッカーと同じように、自分で考えて動く自律移動型ロボットを使った競技会形式で行われます。サッカーは誰でも知っているスポーツなので、最新の科学技術を、楽しみながら見ていただくことができます。ロボットとシミュレーションをあわせて、5つのリーグで競技を行います。

ヒューマノイドリーグ

ヒト型の、自律型2足歩行ロボットを使うリーグです。2本足でボールを追いかけたりシュートをするので、ロボットの調整が大変難しいです。1チーム3台ずつのロボットで競技するようになり、少しずつ人間のサッカー競技に近づいてきました。ロボットの大きさの違うキッドサイズ、ティーンサイズ、アダルトサイズの3リーグがあります。

KIDサイズはCIT Brains(千葉工業大学)が4連覇中!これを止めるチームは現れるでしょうか!?

標準プラットフォームリーグ

各チームが同じプラットフォーム(ロボット)を使います。ロボットの性能は同じなので、プログラミングの工夫がポイントです。フランス製のヒューマノイド型ロボット(NAO)が、会場を盛り上げます。

フィールドサイズが大きくなり、より実際のサッカーに近くなりました。
広くなったフィールドを縦横無尽に走り回るロボットNAOの活躍をお楽しみください。

中型ロボットリーグ

縦横50cm未満のロボット5台でチームを構成して、18m×12mの大きいフィールドを縦横無尽に駆け回る、迫力満点のリーグです。ほとんどのチームが、全方向を見渡せるカメラを搭載しており、自分とボールの位置をすばやく判断して動きます。人間のサッカーと同じボールを使用しています。

近年では、パス等の多彩なプレーが多くなっています。人間のサッカーボールと同じボールを使用している唯一のリーグで、ダイナミックなシュートシーンが魅力です。

小型ロボットリーグ

直径18cm、高さ15cmの、小さいロボット5台で1チームです。フィールド全体を見渡すカメラと、ロボットに載せたカメラを使って、ロボットは人間のサッカーを凌ぐ俊敏な動きをします。また、ロボットの状況判断力も、ずば抜けています。車輪型のロボット(SSL)だけでなく、ヒト型ロボット(SSL-Humanoid)による競技もあります。

小型ロボットリーグでは、日本の複数のチームが世界大会で連続して決勝トーナメントに勝ち上がっており、2012年は3位入賞を果たしました。SSL-Humanoidは動きの俊敏さだけではなく、SSL譲りのパスやボレーシュートを実現するチームが現れるかに注目です!

シミュレーションリーグ

コンピューター上のスクリーンフィールドで、人工知能プログラミングされた11対11のプレーヤーがサッカーをするリーグです。一番歴史のあるリーグなので、チームワークに優れた洗練されたプレーを見ることができます。高さの無い2次元フィールド(2D)と、ヒト型ロボットが技を競う3次元フィールド(3D)のリーグに分かれています。

2D部門:現実のサッカーに近いルールで競技が行われ、サッカーとしての競技の質が最も高いリーグ。今年は全リーグで唯一、人間が参戦して人工知能プレイヤーと対戦します!
3D部門:大会史上初の11対11での試合が実現!!ロボットの動作に加えて、各チームのサッカー戦略が試合の結果を大きく左右します。
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