※2021年4月開設
メディア表現に関する
藤枝 由美子 教授
私の専門は現代美術で、ガラス、プラスチック、金属などのさまざまな素材を使ってインスタレーション作品を制作しています。テーマは「凹状の造形」。人が入れる箱や部屋をつくり、空間自体を作品化します。芸術=感性・センスと思われがちですが、私が重視しているのは、理論と実践の両輪。何でも作品になり得る時代ですが、とはいえ何でも良いわけではありません。制作だけでなく、レポートによって言語化することで、しっかり自分の作品の意味を考え、生涯に渡り成長できる力を身につけてもらえると考えています。
大学では自分の好きなことを学びたいという思いがあり、何かを形にすることが好きだったので、芸術学部を選びました。一方で芸術・デザインの分野は幅広く、さまざまなことを学んでいく中で自分の道を絞り込んでいきたいと考え、多くの領域を1年次に学修できるこの学科を選びました。グラフィックデザインの際に必須となるIllustratorは入学してから初めて触れましたが、今ではかなり使いこなせるようになりました。授業ではポスター制作や商品のパッケージデザイン、店舗のディスプ レイデザインなどクリエイティブに挑戦できるため、毎日が楽しいです。将来は、文房具や空間をデザインする仕事に就きたいと思っています。
芸術学部 アート・デザイン学科 メディア表現コース
(現:メディア・デザイン学科) 4年
竹田 千春さん千葉市立稲毛高等学校 出身