ゼミガイド

「文法は暗記ではない、ルールを知ると、世界は広がる」

- 2020年度秋学期遠隔授業「日本語文法論Ⅱ」の受講生の声 -

「日本語文法論Ⅱ」は、国語教育学科の学生は必ず学ぶ、必修科目です。その授業内容をほんの少し、紹介します。

「日本語文法論Ⅱ」:

昔の日本語、現代の方言、そして外国語と比較・対照することにより、現代標準日本語の文法的な性質を理解する。さらに、現代標準日本語文法の中にある、どの言語とも共通する性質を考える。

いかがですか? 少し硬いイメージをもちましたか?
2020年度秋学期の「日本語文法論Ⅱ」の授業は、コロナ感染防止のため、大学に通う機会が減り、いわゆる「遠隔」の授業でした。しかし、それでも学びを止めなかった「受講生の声」からは、担当教員の創意工夫によって展開されたひと味違った授業によって、受講生たちは意欲的に取り組んだことが分かります。

受講生のナマの声をお伝えしましょう、ぜひ、どんな授業なのか、想像してみてください。

  1. 文法はとても難しく、苦手だったので、ついていくので精いっぱいだった。けれど、課題にしっかり取り組めたので、以前よりも理解を深めることができた。
  2. オンライン授業でしたが深い学びを提供して頂き、ありがとうございました。
  3. 前期(日本語文法論Ⅰ)よりも自分が意欲的に取り組んだということもあるが、わかりやすく、集中もしやすかった。
  4. 度々、レジュメ(配布資料のことです)に自由課題を掲載して下さり嬉しかったです。課題に対するメールも励みになりました。ありがとうございました。
  5. 少し難しいと感じましたが、理解できると面白いと感じることができました。ありがとうございました。
  6. 遠隔授業は不便なことが多く、モチベーションや学修への積極的な態度を維持することにとても苦労しましたが、先生の授業資料は非常に分かりやすく、日本語文法にとても興味を持ちました。ありがとうございました。
  7. 春学期(日本語文法論Ⅰ)に引き続き、プリントでの講義でノートがまとまっており良かったです。次に機会があれば、他の受講生と相談しながら取り組みたいので授業形態の改善をお願いします
  8. 文法について深く思考できる授業だった。わからない点を質問したらすぐに対応してくれたので意欲が湧いて、しっかり取り組むことができた。興味深い授業でした。ありがとうございました。
  9. 授業資料に加えて、補足の音声資料等があると、もっとわかりやすくなるのではないかと感じました。
  10. とても難しい内容のものでもわかりやすい例が記載されていたため、なんとか理解できた

十人十色、百人百様、千差万別、さまざまな意見がありますが、多くが厳しい、つらい環境の中で、努力をしてきました。いい意見ばかりではありません。でも、もっとこうしてほしい、もっとこうあってほしい、という思いが率直に言える関係が、教員と受講生に出ています。
さぁ、文法は暗記ものではありません。あなたの世界を広げるために。
玉川の丘で会えることを楽しみにしています。

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
Tel:042-739-8111(代表)

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