国語教育学科でのキャリア教育―卒業生を迎えてキャリアを考えるシンポジウム―

文学部国語教育学科では、大学卒業後の職業選択を自己実現のプロセスと位置づけ、実社会を展望した意識形成をはかるキャリア教育を、1年次から継続的に行っています。

このうち3年生必修科目「キャリアセミナーB」の7月16日授業において、学科卒業生5名を迎え、キャリア形成を考えるシンポジウムを開催しました。

卒業生たちは、どのように進路を決めたのか、社会でどのように活動しているのか、学生時代の様々な学びや経験が社会での活動にどうつながっているかなど、自身の体験を惜しみなく、後輩の不安や悩みに寄り添いながら語ってくれました。

今回のシンポジウムは、受講生自身が運営を担い、より効果的な機会にするにはどう計画・運営したらよいか考えて準備の上、実施されました。受講生は皆、卒業生の実体験に基づく言葉に熱心に耳を傾け、今後の大学生活をどのように過ごし、自らのキャリアをどう形成していくのか、それぞれ真剣に考える機会になったようです。