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教員紹介

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松本博文教授

松本 博文

長野県上田市出身
玉川大学文学部外国語学科英語学専攻卒業
英国エセックス大学言語・言語学学科博士課程退学
玉川大学文学部専任講師を経て現職

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専門分野は?

言語学(特に統語論)および応用言語学

主な著書・論文は?

著書・訳書

  • 『ことばを調べる』 (共著) 玉川大学出版部、2003年
  • 『シカゴ大学教授法マニュアル』 (共訳書) 玉川大学出版部、2005年
  • 『English Outlook: A Content-based Approach to English Learning』 (共著テキスト、南雲堂、2009年)

最近の論文

  • 'Accent Flattening and Word Familiarity in Japanese Katakana-go Loanwords' (共著論文、『論叢』(玉川大学文学部紀要)、2006年)
  • 「日本語母語乳児の文中からの単語切り出しにおけるアクセントと音素配列の役割」 (共著論文、『音声研究』、2007年)
  • 「コンテンツ型英語教材の開発:比較文化学科のケース」(共著論文、『論叢』(玉川大学文学部紀要)、2008年)
    ほか

最近関心のある研究・教育分野は?

言語獲得

言語はどのように獲得されるのでしょうか。この問いは、母語を獲得する際の子供についても(第一言語獲得)、母語を獲得した後でさらに言語を獲得する子供や大人についても(第二言語獲得)、大変興味深いテーマです。言語獲得の研究は、その過程そのものの理解もさることながら、言語の本質を考える上でも重要な意味を持っています。

英語学習者の動機および態度

日常生活で英語を必ずしも必要としない日本において、学習者はどのような動機や態度で英語を学習しているでしょうか。また、そうした動機や態度が、英語学習の成果にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。英語学習者の動機や態度をめぐる問題は、英語教育の成果を向上させる上で重要であると考えています。

言語景観

日本語が日常的な主要言語として使用されている日本においても、街を歩けば英語をはじめとする外国語が身の回りに溢れていることに気付きます。興味深いのは、そうした外国語が何のために、どのように用いられているのかという問題です。この問題は、言語の権利とは何か、国際化の進む日本における言語サービスはどうあるべきか、という社会言語学的かつ実用的な問いとともにだけでなく、言語の機能とは何かといった言語学的な問いを考える上でも興味深い視点を提供してくれます。

担当授業は?

心理言語学/ インテンシブ・イングリッシュ I・II/一年次セミナー101・102/比較文化セミナー I・II/現代社会と言語/人間と言語

学生へのメッセージ

言語は空気に似て、あまりにも当たり前に我々の周りに存在しています。しかしながら、ひとたび注意深く観察してみると、その構造や機能は大変興味深いものです。ありふれたものでも、アンテナの張り方が分かれば見方も変わってきます。そうした「!」が感じられるような、知的好奇心に満ちた学生生活を送ってほしいと思います。

【学生の声】松本先生ってどんな先生?

とても優しく、熱血で、学生思いの先生です。難しい課題や分からない疑問に直面した時は一緒に親身になって考えてくれます。授業のことだけでなく、個人的なことも話すことができる学生に近い存在の先生です。
優しくて面倒見がとってもいい先生!欲しい文献を探してくれます!ただ、プレゼンへの質問が鋭くて、たまに困ります。

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
Tel:042-739-8111(代表)

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