ゼミガイド

「観光学部」と「オーストラリア留学」でつかんだそれぞれの夢のカタチ

観光学部を2021年3月に卒業した5期生4名に、観光学部での学び、留学生活、そして帰国後の学びと就職活動についてじっくり話を聞きました。

  • 出席者(左から)
  • 吉本航貴さん
    フォーシーズンズホテル東京大手町 スウィンバーン工科大学留学
  • 佐野来見さん
    株式会社清水銀行 スウィンバーン工科大学留学
  • 西野莉奈さん
    東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)ディーキン大学Geelong Waterfrontキャンパス
  • 古川萌人さん
    株式会社伊藤園 ディーキン大学Burwoodキャンパス
Swinburne(スウィンバーン)工科大学
  • 設立年 1908年
  • 学生数 35,000名
  • 留学生数 7,700名
大学イメージ画像
1908年創立の歴史と伝統のある大学。ビジネス、芸術、テクノロジー系の学問が強く、特にリサーチとテクノロジー分野では世界的に評価されている。企業との結びつきも深く、実践力のある人材を育成。
Deakin(ディーキン)大学
  • 設立年 1974年
  • 学生数 50,000名
  • 留学生数 7,500名
大学イメージ画像
オーストラリアン・ユニバーシティー・オブ・ザ・イヤーを過去2度受賞している大学。100以上の学部・大学院プログラムがあり、従来の研究分野はもちろん、新たなビジネス分野を専門にしたコースも学べる。
※2018年からメルボルンのBurwood CampusのほかにGeelong Waterfront Campusでのプログラムも始まりました。
Deakin(ディーキン)大学
Geelong Waterfront Campus
  • 設立年 1974年
  • 学生数 50,000名
  • 留学生数 7,500名
大学イメージ画像
オーストラリアン・ユニバーシティー・オブ・ザ・イヤーを過去2度受賞している大学。100以上の学部・大学院プログラムがあり、従来の研究分野はもちろん、新たなビジネス分野を専門にしたコースも学べる。
※2018年からメルボルンのBurwood CampusのほかにGeelong Waterfront Campusでのプログラムも始まりました。

皆さんはどのような夢を抱いて玉川大学観光学部に入学しましたか?

吉本 私は高校生の頃からホテル業界を志望していました。家族旅行で宿泊した外資系一流ホテルの心地よいサービスとホテル全体に漂う落ち着いた雰囲気にすっかり魅了されたことが直接のきっかけです。英語は得意ではありませんでしたが、玉川入学後、観光学部の英語プログラム、ELF※センターの先生方との交流を通して英語が肌感覚でわかるようになり、次第に苦手意識はなくなっていきました。留学までにTOEIC®スコア700点超えという目標も達成できました。

※ELF…English as a Lingua Francaのことで共通の母語を持たない人同士のコミュニケーションに使われる言語として英語を学修するプログラム。ELFセンターの教員は英語を母語としない学修者への英語教育の訓練を受けており、国籍は21か国、母語15言語と多彩な教員がいます(2020年度現在)

佐野 私はなんといっても1年間の海外留学プログラムが魅力でした。高校は国際科で学んでおり、大学ではもっと英語を勉強したいという思いもありました。入学してみたら、1~2年生はそれこそ英語漬けの生活で、とても楽しかったですね。ELFセンターの先生方から気軽に英語に触れられる機会があったことも良かったです。おかげで入学時に500点程度だったTOEIC®スコアが留学までに810点まで伸ばすことができました。

西野 実は私、高校時代は補講を受けるほど英語が苦手科目でした。でも、海外留学はしたかった(笑)。それに東京五輪に関わってみたいと思い、玉川の観光学部に入学しました。自分と同じく留学志向の仲間がたくさんいたので、一人ではなくみんなで一緒に英語の勉強を頑張れる環境がありがたかったです。留学前はまさに「朝から英語漬け!」の生活でした。観光学の基礎として、鎌倉の歴史をたどるツアーをプランニングしたのも楽しかったですね。

古川 私は中学生の時に2週間のホームステイを経験しました。その際、ホストファミリーと英語でうまくコミュニケーションを取れなかったことが悔しくて…。高校でも英語への苦手意識を引きずっていましたが、観光系の仕事にも興味があったので「英語から逃げずに真正面から取り組もう」と、玉川の観光学部への入学を決めました。周囲には自分より英語ができる学生ばかりでしたが、その友人たちに引っ張られながら、なんとか自分も留学できるだけの英語力を身につけていきました。

では、皆さんの留学生活について詳しくうかがっていきましょう。

吉本 留学前半は大学の語学学校で学ぶのですが…いきなり鼻っ柱をへし折られました(笑)。英語学習のクラスはさまざまな国からの留学生と一緒で、グループワークが主体でした。先生からの質問に答えたり、意見を発表するプレゼンテーションの機会が多いのですが、なかなか自分の意見を思い通りに言えない…。

佐野 それわかります! 私も周囲の積極的なアジア圏からの留学生に圧倒されて、なかなか言いたいことが話せませんでした。でもだからこそスピーキングを頑張ろうとも思いました。学校から帰ると、毎日ホストファミリーが「今日はどうだった?」と聞いてくれたので、それがスピーキングの良いトレーニングになったかもしれません。

西野 語学学校は習熟度別のクラスになっていて、最初はやさしいクラスだったのですが、クラスのレベルが上がると日本人が少なくなり、その中で自分の言いたいことを発言するのは大変でした。ようやく話せるようになったのは3か月目ぐらいでしたか。

古川 私も3~4か月かかりました。リスニングとリーディングは1か月あれば慣れてきます。でも、スピーキングとライティングは時間がかかりました。これから留学する人はスピーキングとライティングもしっかり準備しておいたほうがいいですね。

吉本 私は語学学校で最終的にいちばんレベルの高いクラスに進むことができました。それでも留学の後半、現地の学生と一緒に大学の授業を受講するのは苦労しました。できるだけ積極的に周囲の学生に話しかけ、クラスメートたちの助けを借りながら勉強していた感じです。また、大学の留学生に対するサポートも充実しており、レポートの書き方などはしっかり個人指導で教わりました。授業は「会計学」「経営学」「マーケティング」などビジネス系の科目を履修しました。観光学部でホテルマネジメントを教えている根木良友教授から「ホテル業界志望なら、これからは経営を学ぶと強みになる」とアドバイスを受けていたからです。

佐野 私も会計学やマーケティングなどビジネス系科目を履修しました。ビジネス用語をあまり知らなかったので予習・復習には時間をかけました。そのほか数学が好きなので統計学、ライティング能力を伸ばすためにエッセイを書くコミュニケーションの授業も履修しましたね。吉本さんが言うとおり、スウィンバーン工科大学の留学生サポートは素晴らしく、私は寮で一緒だった英国人留学生にもずいぶん助けてもらいました。

西野 私が留学したディーキン大学Geelong Waterfrontキャンパスはその名の通り目の前が海。とても非日常感あふれる留学体験でした。私は様々な言語に興味があったので大学では英語の「ライティング」「情報コミュニケーション」のほかに「スペイン語」と「中国語」の授業を取りました。「ライティング」は4技能の中でもっとも苦手だったのですが、語学学校で学んでいるうちに英語の文章で表現する面白さに目覚めたんです。英語ネイティブの学生に囲まれての大学生活は苦労も多かったですけど、自分が学びたいことを学んでいる充実感がありました。

古川 私も「中国語」の授業を取りました。メルボルンの街には中国人が多かったので話せるようになりたかったんです。そのほか関心があった「広告」「地理」の授業を取りました。英語力は現地の学生には及ばないのはわかっていましたから、レポートではリサーチに十分手間と時間をかけて、内容では負けないように心がけました。また留学中のインターンシップで日本の旅行会社のオフィスで働き、留学生活終盤にはそれなりの達成感がありましたが、一方で「自分の英語力はまだまだだ」とも思い知らされました。

吉本 古川さんは私たちより1年先輩で、2年間オーストラリアに滞在していたんですよね。

古川 ええ、さらに上の英語コミュニケーション能力を目指してもう1年間ワーキングホリデーで滞在しました。滞在中は子供たちに教えるテニスのコーチをして働きながら、英語力を磨きました。教えていた子供のなかにお父様が「伊藤園」の駐在員の方がおり、そのことがきっかけで日本のお茶を世界に発信している会社のことに強い関心を持つようになりました。帰国後、「伊藤園」を志望企業として就職活動の面接で留学体験についてもしっかりアピールしたところ、無事に内定をいただきました。

帰国後の大学での学びと古川さん以外の方も就職活動について聞かせてください。

吉本 私はホテルマネジメントに役立つ科目として「国際関係論」「宿泊事業論」といった授業を履修しました。前者では元外交官で侍従長を務めた川島裕氏が講師を務めた講義が印象に残っています。留学経験を経て、自分が学ぶべきこと、やるべきことがはっきり見えてきた感覚があり、何をするにも迷いが少なくなりました。内定したフォーシーズンズホテル東京大手町の就職試験には英語による面接もありましたが、すべて自信を持って臨むことができ、観光学部での学びと留学生活についてしっかりとアピール。その結果、Management in Traineeという幹部候補生として採用されました。将来は経営に携わる立場で新しい時代に合わせたホテルブランドの構築などを手がけてみたいです。

佐野 帰国後に印象に残っている授業は「観光開発論」です。グループワークで石川県金沢市の歴史・地理などを調べ、地域の魅力やこれからのビジョンを考える授業でした。オーストラリア留学から帰ってきて、今度は日本の魅力をあらためて学ぶことができたと思っています。就職活動にあたっては、自分が生まれ育った静岡に貢献したいという気持ちが芽生え、地域経済の要となる銀行を志望しました。面接試験で留学経験を話したところ、面接官の方々がたいへん興味を持ってくれました。玉川での生活や留学生活も楽しかったですが、来春から好きな地元で働けることがとても楽しみです。

西野 私も佐野さんと同じく「観光開発論」の授業が楽しかったです。グループでその土地の魅力や、どうすれば多くの観光客が訪れてくれるのかを真剣に考えて、まとめたアイデアをプレゼンしました。私は茨城出身で、就職活動にあたっても佐野さんと同じく地元のために働く仕事に就きたいと思い、さまざまな業種・企業を調べました。最終的に決めたのがJR東日本。就職試験では観光学部での学びと留学生活で培った課題解決能力や主体性、行動力などが評価されたのではないかと思っています。グループワークで行う面接試験もあり、留学中に積極的な海外の学生に揉まれた経験が役立ったかもしれません(笑)。

では最後に、観光学部を志望する受験生にメッセージをお願いいたします。

吉本 玉川の観光学部は「観光」と「英語」というキーワードを軸にして、多様な学びができる学部です。ビジネスやカルチャーに関心がある人にとっても魅力的なカリキュラムだと思います。将来やりたいことが決まっていない人でも、ここで学び、1年間の留学体験をすることできっと自分の将来の解像度が上がってくるはずです。

佐野 1年間を海外で過ごすという経験がこれほど自分の成長につながるとは思ってもいませんでした。観光や英語に関心がある方であれば、私は全力で玉川の観光学部を勧めます。きっと実りある4年間になるはずです。

西野 1年間の留学を含めた観光学部のカリキュラムでしか得られないことがたくさんあると感じています。また、留学中を含めて多様性あふれる友人を得られることも大きな魅力です。そうした仲間と切磋琢磨しながら成長する4年間をぜひ皆さんにも過ごしてほしいです。

古川 高校までは英語が大の苦手だった私でも、観光学部で学び、留学を経験したことでネイティブと不自由なくコミュニケーションできるレベルまで習得し、中身の濃い4年+1年間を過ごすことができました。私の場合、英語コミュニケーションにこだわって1年余計にかかってしまいましたが、ぜひ皆さんもこの学部で4年間しっかりと頑張って、それぞれの夢を叶えてください。

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