生涯学習ゼミ：WFPチャリティーエッセイコンテスト2020で入賞

2020.10.27

私は【WFPチャリティーエッセイコンテスト2020】において、18歳以上の部門の佳作賞を受賞させていただきました。このコンテストでは応募1作品につき、食糧不足で苦しむ子ども達に3日分の給食が協力企業より寄付される仕組みになっています。ゼミの中村香教授よりこのコンテストについて教えていただいたことがきっかけで、ゼミ生全員で応募しました。私はゼミ活動の一環として「子ども食堂」に携わっているため、エッセイを書くことで子ども達の支援ができるこのコンテストにぜひ参加したいと思いました。

作品に書いたのは、私が高校生の頃に母の不器用な愛情を強く感じた出来事についてです。現在、私は実家暮らしのため、食事が用意されていることを当たり前のように感じていました。しかし、エッセイを書くにあたり自身の食について振り返る中で、温かい食事が用意されていること、家族で食卓を囲むことなど“当たり前という幸せ”に改めて気づくことができました。大学卒業後、私は親元を離れて一人暮らしを始めます。今回の受賞をきっかけに、母に感謝しつつ、今まで支えてくださった方々に恩返しをしていけたらと思います。

今年のノーベル平和賞にWFP（世界食糧計画）が選ばれたことを知り、このような素晴らしい国際機関に関わるコンテストで賞を頂けたことに、とても光栄に思いました。また、微力ではありますが中村ゼミの皆で、さまざまな社会的課題に関心を持ち、私たちに出来る事を行っていきたいと思います。

（生涯学習ゼミ生：勝俣 楓花）