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東京2020オリンピック開会式でレソト王国の旗手を務めた教育学部青木春果さんが駐日レソト王国大使館を訪問。レソト王国との交流を深めました。

2021.10.08

9月17日(金)に東京2020オリンピック開会式でレソト王国の旗手を務めた教育学部2年生の青木春果さんが駐日レソト王国大使館を訪問しました。
大使館への訪問は、青木さんが旗手を務めたことがきっかけで関心を寄せ、ぜひ大使館で更なる理解を深めたいという想いから、自身で大使館webサイトにある連絡先に直接アプローチし熱い想いを伝え、今回の訪問が実現しました。

当日は、青木さんだけでなく、日本セカンドライフ協会の方も参加しており、日本人の通商・投資促進担当官、レソト人の参事官と一等書記官など大使館の実務担当の方々が出迎えてくださいました。
まず、通商・投資促進担当官から、レソト王国の地理、国に関する基本情報、生活の様子、食事、教育、主要産業、観光、日本との繋がりなど写真を交えながら、丁寧に説明していただきました。

レソト王国は、1966年英国から独立。何度かクーデターや軍事行動があったものの、現在は立憲君主制の国家として体制を確立しています。主要産業は農業と繊維産業で、ダイヤモンドも産出されるそうです。しかしながら干ばつなどの影響で慢性的な食糧不足に悩んでいるのが現状です。南アフリカ共和国に四方囲まれている内陸国のため、同国との関係性が重要とのことです。

レソト王国の概要説明後、青木さんからいくつか質問しました。内容は、失業率が高い理由、オリンピックやパラリンピックの選手の育成体制、国旗が何度も変わっている理由、教育制度、レソト人を英語の先生として日本に呼ぶプロジェクト、駐日大使館で行っているレソト王国を知ってもらうための活動など多岐にわたっていますが、一つ一つ丁寧に回答してくださったそうです。
青木さんはそれらの中で印象に残ったことをいくつか挙げ、教育学部生らしく、「教育制度」の状況を説明してくれました。「レソト王国では、義務教育期間が10年と決められており、アフリカ大陸の中でも男女ともに識字率が高いそうです。田舎の地域では、伝統として男児は家畜の世話が課されているそうで、家畜の世話と並行しながら学習に取り組んでおり、女児のほうが学習時間を確保できるためか相対的に成績は良かったそうです。現在は時間的な不公平さは改善傾向にあるようです。しかしながら大変厳しい学歴社会とのことで、都市部と田舎の地域差も課題のようです。」と青木さん。生活水準の差は教育にも影響を及ぼしているというのを感じたようです。

質疑応答のあとには、レソト王国の民族衣装バソトハットとパソトブランケットを試着させていただきました。バソトハットは国旗にもデザインされている帽子で、青木さんによればとても丈夫で頭にフィットしたそうです。パソトブランケットはきれいな柄の毛布で現地ではコートのように羽織るのが一般的のようです。体を包み込むように着るととても暖かかったそうです。

大使館訪問を終えた青木さんに話を伺いました。「大使館へ行かせて頂くという大変貴重な経験ができたこと、またそこで充実した時間を過ごせたことに今でも興奮が冷めません。招いて頂いたレソト王国大使館の方々に感謝の気持ちで一杯です。多くの印象に残るお話を聞くことができ、レソト王国には、私の知らない世界、見たことのない素晴らしい景色が広がっているのだと確信しました。レソト王国に行ってみたいという気持ちがさらに強くなりました。」と充実した訪問だったことを語ってくれました。
さらに青木さんは新型コロナウイルス感染拡大の影響でなかなか実施できていない駐日大使館主催のイベントにも開催が決まればぜひ協力したいと申し出をしたそうで、大使館方々も快く受け入れてくださったそうです。

東京2020オリンピックが縁でつながった学生とアフリカ大陸のレソト王国の交流は青木さんの行動力で更なる段階へと進んでいきそうです。今後も青木さんの活躍をご期待ください。

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