研究室ガイド

日本史学・歴史まちづくりゼミ:祝・教育学部展編集賞部門第1位!「最先端」を熱く学ぶ

2021.11.30

11月13日から19日まで、オンライン上でコスモス祭が開催されました。今年度のコスモス祭のコンセプトは「SDGs」。
歴史の語り手=ストーリーテラーの育成と地域学習の教材制作に取り組む濵田ゼミでは、SDGsと地域のかかわりについて改めて考察しました。

そこで、SDGsの17の目標のうち、次の3点に注目。

8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
11.住み続けられまちづくりを

仕事と休暇の両立を目指す”ワーケーション”をテーマに、映像及び地域学習デジタルアーカイブを制作しました。

1.ゼミ展示――仕事に、伊豆箱根で感性を

「work」×「vacation」=ワーケーション。その地として、自然の癒しと温泉の効能で仕事に感性をもたらす伊豆箱根でのワーケーションを提案しました。
映像制作にあたっては、伊豆箱根という地の特性を多面的に掘り下げるとともに、その魅力を伝えるにはどのように語るべきか試行錯誤を重ねました。
緊急事態宣言の解除後、地域の魅力を肌で感じるため、実際に伊豆箱根に赴いたゼミ生もいます。ゼミ生それぞれが工夫を重ね、主観と客観を織り交ぜたストーリーテリングで、ワーケーションに適した地域の魅力に迫っています。
構想から撮影や編集、ナレーションに至るまで、制作に関わる全ての過程をゼミ生が担当。個々が得意分野を活かしながら制作し、ワーケーションの地として伊豆箱根の魅力が溢れる映像を作り上げることが出来ました。

>>【ワーケーション】 仕事に、伊豆箱根で感性を。

2.地域学習デジタルアーカイブ――静岡の右、神奈川の左

ゼミ生が歴史・地理・地誌・まちづくりの4グループに分かれて静岡県東部・神奈川県西湘地域について探究し、制作したデジタルアーカイブ。「道の駅」「お茶作り」等、各自でテーマを決めて研究した地域学習の成果を見ることができます。
デジタルアーカイブの制作には、プログラミングの技術が必要です。ゼミの先輩方の知恵もお借りしながら、工夫を凝らして制作しました。
ICT化が進む現代社会において、どんな道に進んだとしても必ず役に立つ、価値のある経験です。慣れるまでは難しかったですが、こうした映像やデジタルアーカイブの制作過程で、ゼミ生それぞれが自分の新たな可能性に気づくことができました。

>>地域学習デジタルアーカイブ「静岡の右、神奈川の左」


  • クロマキー合成のための映像撮影

  • 制作動画の評価会

濵田ゼミは、「0を1にする」というよりも、「100を200にする」ゼミです。新しいものを作り上げていくだけではなく、既にそこにあるものに潜んでいる魅力を見出して、自分なりに伝えていく、そんなゼミです。
先生が、私たちゼミ生に度々掛ける言葉があります。「楽しみましょう。」の一言です。どんな時も、楽しみながら全力で取り組む。これを行った1つの集大成が今回の展示となります。

濵田ゼミでは日本史学、歴史まちづくりを探究しています。これからもゼミ生全員で楽しみながら探究を行い、一流のストーリーテラーを目指します。


  • 映像制作の取り組み過程

  • メーカーズフロアで3Dプリンターに挑戦

【ちょこっと紹介】
ゼミを引っ張ってくださる濵田先生。ICT機器や3Dプリンターなど、新しいものはじゃんじゃん取り入れよう!という革新的な方です。
ゼミの最中、たまに飛び出る学生の素っ頓狂(!?)な答えにも「面白いね!最高だよ!」と声をかけてくださいます。ゼミ生は、自由な先生の元でのびのびと活動しています。

日本史学・歴史まちづくりゼミ生:堀江ひな)

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
Tel:042-739-8111(代表)

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