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氏 名 濵田 英毅 氏 名(カナ) ハマダ ヒデタケ 氏 名(英語) HAMADA Hidetake 所 属 教育学科 准教授 専門分野 日本史学(デジタルアーカイブを含む)、歴史まちづくり、キャリア教育(教員養成を含む) ゼ ミ 日本史学・歴史まちづくりゼミ詳細はこちら
現地ロケ取材に基づき「地域学習デジタルアーカイブ」を制作。次世代の情報処理能力を鍛えるべく、地理的・歴史的な見方・考え方(方法論)を習熟し、創造的な制作活動で知識の物語化・構造化に取り組みます。研究者情報 詳細はこちら
News&Topics
代表科目
日本史概論、歴史資料情報論、インターンシップ
日本史学・歴史まちづくりゼミ紹介
当時の「臨場感」を再現できる。これが優れた歴史の語り手の特徴です。濵田ゼミは歴史の語り手を目指し、次の二つの視点から歴史を学びます。
第一に、あくまでも当時の人々の目線で歴史を理解し、当時の現場の「雰囲気」を理解することを目指します。現代の視点から過去の歴史を評価するだけでは、その域に到達できません。“当事者が当時、現場で”残した資料(一次史料)を手掛かりに、当時の人々の考え方や価値観に迫る学びが不可欠です。
第二に、当時の現場の雰囲気を“何となくではなく正確に”理解するために、当時の「空間(構造)」の把握に取り組みます。当時の人々は、当時の空間(政治的・経済的背景としての社会構造、その社会構造の中で育まれた価値観や人間関係、および自然環境を含む)に立脚して、物事を考え、生活を営み、政治的な決断を下し、芸術的・文化的な創作活動をしてきたからです。
こうした学びが、現代を生きる我々の「生きる力」に直結します。過去の空間(構造)を正確に理解する訓練により、我々は現代社会の空間(構造)を正確に把握する力を得ます。過去の歴史を学ぶことが、現代を生きる我々の社会的判断力につながる理由は、ここにあります。
<学びの具体例>
学術文献による学びを基軸としつつ、実際に現地を訪れロケ取材を実践する学び、ICTを駆使して歴史の空間認識(構造認識)力を高める学びを複合的に行います。その成果として、毎年、コスモス祭では学生たちの取材に基づく「地域学習デジタルアーカイブ」を出品しています。これまでに鹿児島県や高知県を主題とするデジタルアーカイブを制作しました。
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あらゆる情報を調査して整理 -
ゼミ合宿で現地調査へ
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デジタルアーカイブを制作 -
コスモス祭で研究成果を発表