生涯学習ゼミ:コスモス祭に秘められた宝
2024.12.10
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2024年度コスモス祭では、『中村ゼミの畑に秘められた宝とは!?』というテーマの展示と、『肉のなかむら』で焼き鳥を販売する模擬店を3・4年生合同で行いました。
展示では、学生や大人向けの模造紙掲示と子供向けの遊びを行いました。模造紙では、中村ゼミの活動の1つである栽培活動とユネスコが取り纏めた報告書『学習:秘められた宝』を関連させて、中村ゼミの活動にはどのような秘められた宝があるのか、ゼミ紹介などとともにまとめました。また、子供向けには、子供の気持ちになって考え、「もぐらたたき」、「野菜ボーリング」、「ヨーヨー作り」の3つの遊びを行いました。この3つの遊びを通して、子供達との関わり方や周りを見て臨機応変に動くことの大切さを学びました。
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模擬店では、商売の難しさを学びました。模擬店を行うと決めた時から商売について学ぶ好機と捉え、利益を出そうと考えました。雨天の予定でしたが、去年よりも多めに仕入れたところ、隣のテントでも焼き鳥を提供し、しかも、私たちより低価格であったため、販売にかなり苦戦しました。途中で値引きしようとしたところ、「隣との値引き合戦になったら、共倒れしてしまう」という中村先生の話を聞いて、価格を変えないことに決めました。結果、用意していた焼き鳥の全てを売り切ることができました。値段を下げていたら価格競争が起きる可能性がありましたが、周りの動向を見ながらグッと踏みとどまったことで利益を出すことができました。来年も模擬店を実施するのであれば、今年学んだことを活かして、より良い結果を得られるように挑戦したいと思います。
コスモス祭の準備から片付けの4日間全体を通して、子供たちとの関わり方、臨機応変に動くことの大切さ、商売や皆で取り組むことの難しさなど、様々なことを学びました。コスモス祭係としては、特に「報・連・相」の重要性を学びました。集団を引っ張る際には、自分以外の人がどう思っているか、何を欲しているかなどを考えながら動かなければ、周りを巻き込めないことを実感しました。コスモス祭には、実際に行ってみなければ得られない学びが沢山あり、コスモス祭自体が秘められた宝であったと感じました。
前日の準備
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オートポールの設置 -
装飾や野菜ボーリングの工作 -
表看板の設置
ゼミ展示
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入口 -
来場者との交流 -
展示の説明
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モグラたたきコーナー -
ヨーヨーづくりコーナー -
野菜ボーリングコーナー
模擬店
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呼び込み -
「肉のなかむら」のテント -
気合をいれて販売
(生涯学習ゼミ生:田上綾音・福田みさ)