日本史学・STEAM教育ゼミ:地理を通して日本史を学ぶ教材開発実践のあゆみ
2026.07.23

写真1 3D地形(京都)を持って京都タワーで記念撮影-
日本史学・STEAM教育ゼミは、日本史学という専門領域の学び(実証史学)を深めるという大前提のもと、様々な専門領域をまたぐ越境的な学びを重視し、日本史学の応用としての社会実装に取り組むゼミです。
濵田ゼミでは、令和4(2022)年度より、3D立体地形を活用した日本史の学びに取り組んできました。この年、ゼミとしてはじめて国土地理院主催「G空間EXPO2022」Geoアクティビティコンテストに出場し、3Dプリンターの活用を含めたクリエイティブな日本史学の学びについて研究と実践を始めました。

写真2 日光・中禅寺湖のカラー3D立体地形-
そして、令和7(2025)年度は、ふたたび国土地理院主催「G空間EXPO2026」Geoアクティビティコンテストに出場。今度は多色カラーでの3D立体地形の教材開発というコンセプトで臨みました。
その成果は、以下の通りです。活動内容は、玉川学園全体のホームページ等に掲載されました。>>教育学部の学生(日本史学・STEAM教育ゼミ)が「G空間EXPO2026」で展示・発表へ― 国土地理院主催「Geoアクティビティコンテスト」本選に選出 ―

写真3 Create GBM「3D白地図エディター」-
令和8年度は、教員個人の研究プロジェクトとして、他学部の教員と共同歩調を取りながら、これまでの研究・実践活動をさらに高次元に引き上げる研究活動に取り組んでいます。その成果として生まれたのが、Create GBMというホームページです。
Create GBMは、3D立体地形(GBM: Geographic Base Material)や日本政府が提供するオープンデータ等を用いて、地形と人間活動の関係を探究できる教育プラットフォームです。歴史と地理を統合的に分析するための教材として展開しています。
なかでも、3D白地図エディターは「誰でも無料で簡単に」多色カラーの3D立体地形データを制作できる機能で、世界でも有数のコンテンツです。この機能の説明は、地理院地図ファンクラブでの講演内容でご確認ください。
>>地理院地図ファンクラブにおける講演(令和8年5月23日)
今後は、この基幹ツールの活用を前提として、ゼミ活動では特に学術面での研究活動の強化、そしてフィールドワークの学術的実践(※研究活動としての実戦)を考えています。
引き続き、教科の枠にとらわれない、<生きる力>につながる本質的な学びを、あたらしい次世代の方法で実現してまいります。
(濵田英毅)




