教員紹介

氏 名 | 小林 直樹 |
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氏 名(カナ) | コバヤシ ナオキ |
氏 名(英語) | KOBAYASHI Naoki |
所 属 | 観光学科 教授 |
研究室 | 大学研究室棟(219) |
専門分野 | 財務会計、実証的会計研究 |
主な研究テーマ | 実証的会計研究におけるMCMCの応用 |
ゼ ミ | 研究テーマ:財務情報 実証分析 会計 アナリスト |
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ゼミ紹介
- 研究テーマ:
- 財務情報 実証分析 会計 アナリスト
経営者とマーケット(市場)の関係について研究しています。経営者は会社の今後の進む方向を決める羅針盤の役割として機能していますが、その最大の使命は“会社をつぶさないこと”です。資本主義社会における激しい変化の中で、絶えずライバル企業と壮絶なサバイバル合戦を繰り広げています。経営者は会社を存続させるために日々奮闘していますが、必ずしも順調であるとは限りません。倒産の危機に直面することもあります。その危機から合法的に脱却できればいいのですが、希に非合法な方法によって会社の存続をさせる場合があります。その一つが“粉飾”です。経営者は粉飾をすることにより、多少なりとも会社を延命させようとしますが、結果的には倒産や上場廃止などに追い込まれ、投資家に対して大きな損失を追わせることになります。経営者と投資家との利害関係は資本主義社会では密接な関係にあります。本研究ではこうした点に着目し、投資家にとっても重要な財務情報をよりサイエンス的にマネジメントすることができれば、投資家が損をするリスクを低減させることも可能だと考えています。
学生には様々な事例研究および、実際の財務情報を使った実証分析を行い、財務数値から経営者と投資家の行動を学ぶ講義を行っています。将来のキャリアプランに金融機関やアナリストを考えていなくても、財務情報を分析できることは株式投資や自分が将来働くかもしれない会社選びにも役に立つことが期待されます。