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生涯学習ゼミ:ジャガイモの栽培活動で高まる主体性

2024.08.14


ジャガイモの収穫

生涯学習ゼミでは3年生が主体となり、栽培活動をしてきました。今回はジャガイモの栽培活動の様子や学びについてご紹介します。
私たちは1月に2種類のジャガイモを栽培することに決め、3月に畑の測量や肥料計算をし、4月に種芋を植えました。植えてからも、ゼミ生で協力をし、追肥や雑草抜き等の畑の管理を毎週1回行った結果、6月27日(木)に美味しく立派なジャガイモを収穫することができました。

天候の影響を受ける栽培活動を行う中で、私たちは予測して計画的・協働的に動くことの大切さを学びました。特に6月に収穫をする際には、梅雨ということもあり、天候の影響を受けたからです。活動当日のみならず前日も雨の場合、収穫をしてもイモが腐ってしまう可能性があるため、複数の予備日を設定し、集まれる日には協力をしてできるだけ作業を進めるなど、主体的に考え、行動する力が身に付いたと思います。


重いが、しっかり持って耕す

また、栽培活動は力仕事が多いので男性が必要という固定観念があったことにも気付かされました。今回の活動では、機械を使って畑を耕す行程、牛糞堆肥の重い袋を運搬する時など、力仕事を女子学生のみで行う場面が多く見られました。「女性だから難しい」、「自分にはできない」などと思わずに行ってみると出来たので、固定観念に囚われずに挑戦してみることが大事だと学びました。その上で、どうしても難しい作業が出てきたときには協力をし、助け合うことができれば、男女の括りに囚われずに全員が成長できると考えます。

今回、初めて本格的な栽培活動をし、自分たちで作った野菜を食べることができて、とても嬉しく思いました。また、栽培活動を通して自ら考え行動する力、固定観念をもたずに挑戦する力が身に付き、主体性が高まったのではないかと思います。秋学期も自ら考え、様々なことに積極的に取り組んでいきたいです。

<栽培活動の様子>


  • 種芋を切って草木灰を付ける

  • 肥料を量る

  • 測量

  • 牛糞堆肥を運ぶ

  • 肥料等を撒く

  • 管理機で耕す

  • 種芋を植える溝を掘る

  • 足で間隔を測って種芋を置く

  • 土をかぶせる

  • 撤収

  • 使った道具を洗う

  • 管理機も洗う

<収穫の様子>


  • 道具を持ち畑へ

  • 掘り方を教わる

  • 2人で土を掘り起こす

  • イモが出てきた

  • 堀残しが無いか手で確認

  • 片づけ

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生涯学習ゼミ生:酒井康帆)

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