生涯学習ゼミ:教職に生かしたい学びの実感 ~「焚火の学校」に参加して~
2026.02.04

もみきり式に挑戦-
摩擦熱で発火させるためには回転数よりも下への圧力を意識すること、また火打石を使う際には鉄を当てる角度を微調整するなどのコツを教わる中で痛感したのは、「知識と実践の距離」です。火起こしの方法は、テレビやネットで見て知っていたが、実際に手を動かしてみると、火種を作ることは、思っていたよりもはるかに難しかったです。ゼミの仲間と「この角度ではないか」「もっと押し込もう」などと試行錯誤を繰り返す中で火が灯った瞬間、「知っているつもり」だけであったことや、実際に行ってみると難しいことなどを「実感」しました。
今回の体験では、学校教育で学んできた理科や防災などのさまざまな知識が、一本の線でつながる感覚がありました。 また、原始的な火起こしの難しさを通して、文明の恩恵を再確認するとともに、それぞれの道具の特性や手順のすべてに意味やコツがあることを、身をもって理解することができました。
教職を目指す上での考え

実際にやってみると楽しい!-
また、今回の体験を通して、教職を目指すうえで重要な3つの視点を、実感として得ることができました。
まず、体験型学習の意義についてです。 単に知識を伝えるのではなく、「なぜそうなるのか」を肌で感じられる体験を提供することが、子どもたちの学ぶ意欲を向上させ、生きた知識を育むと確信しました。
次に、連携の重要性です。今回の「焚火の学校」では、事前に消防署や市役所等への申請をしてくださっていました。一つの活動を実現するためには、事前の申請や地域組織との調整など、緻密な計画と連携が不可欠であることを学びました。学校外にも人脈を広げ、地域とつながることで、子どもたちに豊かな経験の場を提供できる教員になりたいです。
そして3つ目は、知の幅を広げる姿勢の大切さです。頭で理解した気になり満足するのではなく、自ら「実際にやってみる」という姿勢を持ち続けることで、より説得力のある指導ができるようになると感じました。

美味しく出来た焼き芋-
最後に、このような学びの機会をくださった児童館の先生方に感謝申し上げます。今回得た学びを忘れずに、子どもたちがワクワクしながら学べる教育が出来るように、今後も精進してまいります。
当日の様子
竈づくり:元通りに復元できるように、一尋四方の芝と土を除き、周りにブロックを置く。
薪の準備:鉈で薪や竹を割り、燃えやすくする。
薪を井桁に組む:太い薪を井桁に組み、その上に燃えやすい枯葉や細い竹を置く。
火起こし:もみきり式で火種を作り、火口に移した火種を枯葉に移し、薪を燃やす。
焼き芋づくり:サツマイモを濡れた新聞紙で包み、熾火状態になった焚火の上に並べ、灰をかけて蒸し焼きに。
焼き芋が出来るまで:火起こし体験の後は、串を作り、マシュマロなどを焼いた。
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(生涯学習ゼミ生:永島琉楓・眞下皓成)






























