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黒船交流ボランティア 初日 活動報告

2016年5月19日から21日の3日間、静岡県下田市において下田市立稲生沢小学校の子どもたちへ英語活動支援を行いました。今回の活動には英語教育学科の2年生と比較文化学科の3・4年生の計17名が参加しました。

5月19日(木)、初日は「黒船事前交流会」です。
私たちは11時ごろに稲生沢小学校に到着、先生方と打ち合わせをした後、体育館で全児童(167人)と先生方にご挨拶しました。

その後、学年ごとに分かれてそれぞれが担当するクラスとともに、事前に準備してきた英語を使ったアクティビティーを行いました。私たち2年生は高学年のクラス(飯島・マギルは5年生、押田、小林、田中が6年生)を受け持ち、英語を使ったビンゴゲームを行いました。後の2日間で水兵さんと話すときに使える“Do you like~?”という疑問文を、果物や動物などの英単語とともに使い、子どもたちが英語に慣れるような活動を行いました。

アクティビティーが終わると、担当したクラスの子どもたちと給食を一緒に食べました。初日の給食のメニューはソフト麺とミートソースでした。給食を食べ終えた後、そのクラスの子どもたちとお昼休みに一緒に過ごしました。子どもたちはとても活発で校庭で鬼ごっこをしたり、体育館でドッヂボールをしたりしていて、私たち大学生も一緒になって遊びました。

お昼休みが終わると、1年生から6年生までが割り振られた8つの縦割り班ごとに、翌日水兵さんを招いて日本文化に触れあってもらう活動の準備やリハーサルを行いました。私たち学生は、学年が違う2-3人で各班を担当し、事前に考えてきた活動の準備を行いました。

最後に、先生方と次の日の流れの確認やその日の反省を行い、初日の活動は終了しました。

ボランティア初日、私たちが校内を歩いていると、子どもたちから元気に挨拶をしてくれました。すれ違う子どもがみんな挨拶をしてくれて、とても気持ちがよくうれしくなりました。下田に来る前は、違う県からくる大学生相手だから、子どもたちが警戒してしまったらどうしよう、という不安がありましたが、これに関しては何も問題なく、子どもたちみんなと仲良くなることができました。

私は子どもに単語を聞かれたとき、すぐに答えを教えるのではなくヒントをたくさん与えて、子ども自身が答えを導き出せるように意識していました。実際にアクティビティーの最中に子ども自身が答えを出してくれると、とてもやりがいを感じました。

今回の活動は、私たちが想像していたものよりも楽しい内容でした。思っていたよりも子どもたちと触れ合う時間が長く、子どもたちも積極的に行動してくれたので、アクティビティーもスムーズに進み子どもたちとともに楽しむことができました。

しかし、課題が残るボランティアでもありました。それは事前準備に関してです。大半の班は、各アクティビティーでうまくいきましたが、すべての班というわけにはいきませんでした。中には、計画通りに進まなかった班、子どもがアクティビティーに積極的になれなかった班、水兵さんと子どもたちをうまく交流させてあげられなかった班などがありました。当日がうまくいった班の中でも、事前準備でなかなか意見が一つにまとまらず、ぎりぎりになってしまう班もありました。事前に行ったリハーサルでは、予想していたものと実際にやるとでは全く計画通りにいかず危機感を感じました。
この経験を活かし、今後の学習活動に励んでいきたいと思います。

文責:文学部英語教育学科 2年 飯島太貴・押田真裕子・小林綾香・田中彩子・マギル良弥アレキサンダー

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
Tel:042-739-8111(代表)

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