本物にふれる教育
玉川大学の教育学部の徹底した体験活動は、玉川の長い歴史の中で培われてきたものです。
教育学部では、教員に向かう決意や意欲を高め、現場に対応した実践力を養成するため、さまざまな体験活動の機会を用意。
ここでは、その中から参観実習、教育ボランティア、教育インターンシップを体験した学生の声を紹介します。
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教育ボランティア
教育学部での出会いを通じて
自分が一番やりたいことが見えてきました

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教育学部 教育学科3年
田辺 唯花さん※取材当時
Q. 玉川大学の教育学部を選んだ理由は?
中学生の頃から小学校教員に憧れていたためです。玉川大学は教育インターンシップや参観実習など、1年次から現場体験ができる制度が豊富な点が魅力的でした。Q.教育ボランティアに参加した理由は?
同じ児童を長期間受け持つことで、変化や成長を見届けられると考えたからです。受け入れ先の学校で2年次の教育インターンシップを終えたのち、教育ボランティアとして携わっています。Q.教育ボランティアの思い出は?
転校したばかりで、日本語でのコミュニケーションが苦手な児童がいました。私はその子のTシャツに描かれたキャラクターを話題に、英語でコミュニケーションを図りました。すると途端に笑顔になり、嬉しそうに日本語交じりの英語で話してくれました。こうした経験から、多様な児童がいる中で、その子に合った関わり方をすることが大切だと学びました。Q.受験生の皆さんに一言
学内外で多様な年代、価値観の人とかかわる中で、自分が一番やりたいことが見えてきました。
玉川大学で出会えた先生方、仲間、得られた経験は一生の宝物です。教員になりたい方も、未来に悩んでいる方も、すばらしい環境の中で一緒に未来を掴みましょう!
教育ボランティア田辺さんの1日
- 8:00
- 職員室で朝の挨拶、校門で児童と挨拶活動
- 8:30
- 朝の活動時間(朝の歌、読書)の見守り
- 8:40
- 朝の会
- 8:50
- 授業の補助、机間指導
- 12:30
- 給食、掃除、昼休み
- 13:40
- 授業の補助、机間指導
- 15:40
- 帰りの会、校門に立って児童に帰りの挨拶
- 16:00
- 日誌の記入、活動の振り返り
教育ボランティア先での活動例
・学習支援
・食事や移動、着替えなどの支援
・安全配慮に関する支援
・夏野菜の収穫
・長縄大会の運営
・卒業生を送る歌の練習
・地域の方の読み聞かせイベントの運営
授業参観や研究授業、教育実習生の授業などが見学でき、大学の中だけでは味わえない経験ができました。
「教育ボランティア」2~3年次とは?
近隣の公共教育施設や学校、保育所等で、教育・保育の現場を体験できる制度のことです。玉川大学では、学内のボランティア掲示板で随時募集を行っており、希望する学生は学習補助などのサポート的な仕事に携わることができます。