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生涯学習ゼミ:「共育」の姿勢の大切さを学んだ児童館活動

2026.04.16

生涯学習ゼミでは、1年間を通じて、ころころ児童館で活動をしてきました。
2月と3月には、日頃の訪問で得た経験や学びをもとに「大学生からの挑戦状」という企画を実施しました。「大学生と子供たちが全力で怪我無く遊べること」を目標にし、企画会議・ポスター作成・役割分担などの準備を、児童館の先生方にご相談しながら学生主体で進めました。企画を重ねるごとに説明の工夫ができるようになり、大きな盛り上がりを見せ、怪我なく終えることができました。

企画を通して印象的だったのは、子どもたちが遊びの中で自ら考える姿です。大学生に勝とうと、子ども同士で工夫や作戦会議を行う様子が見られました。その様子から、大人が担うべき役割は、正解を一方的に教えることや指示をするのではなく、子供たちが自分自身で解決策を考え、学びを深められるように安心して活動できる環境づくりや、子どもの発想や力を引き出す場を整えることなのだと感じました。

企画後に、1年間お世話になった児童館の掃除をしていたところ、企画に参加していた子供たちが手伝いに来てくれました。企画の成功のみならず、子どもたちが手伝ってくれたことがとても嬉しく、教育が人と人との関わりで成り立つ営みであると思いました。また、児童館で子どもたちと一緒に遊ぶことや企画を実施する中で、こちらが教えると言うよりも、子どもたちとの関わりそのものが、私たち大学生の学びになっていることを改めて実感しました。

児童館での学びは、教員として必要な知識や技術のみならず、自身の姿勢や子どもとの向き合い方を捉え直す貴重な機会となりました。これからも、子どもたちと向き合い、ともに育ち合う「共育」の姿勢を大切に歩んでいきたいです。



  • 「計算リレー」の戦略検討

  • 学生も本気の「新聞リレー」

  • 「ひっくり返しゲーム」のスタート

  • 「かたきうち」で対決

企画を共に行ったゼミ生も、児童館での活動を通して様々なことを学び、下記のような振り返りをしていました。

  • 相手のニーズを考えた行動の大切さを学びました。一方的な支援ではなく、子どもに寄り添いながら、必要な支援を見極めることの重要性に気づかされました。
  • 本気で遊ぶことの重要性を学びました。小学生だからといって手加減をせず、遊ぶことで子供たちのやる気に火をつけられると気づきました。
  • 子供と関わる際に、時には見守ることの重要性を学びました。子供たちに対して常に働きかけるのではなく、必要な場面で適切に支援することがより良い成長につながると感じました。
  • 今までは子供たちが困っていたらすぐに助ける、支援をしてあげることが先生の役割だと考えていたが、そばで見守り、子供たち自身で考え、行動させることが、子供たちの成長に繋がるということに気づくことができました。
  • 人とつながることの尊さを実感しました。子供とのつながりはもちろん、児童館の先生方や地域の方ともつながることができ、人とつながることで自分自身も多くのチャレンジが出来るのだと感じました。
  • 信頼関係を築く姿勢が身についたと思います。この経験は、相手の立場に立って考え行動する力として、社会人として人間関係づくりやチームでの協働、相手に寄り添った価値提供に活かしていくことができると考えました。
  • 子供たちは遊びやゲーム、また喧嘩を通して、協調性や社会性、身体能力や規範意識を自然と身につけていくことが分かりました。大人がすぐに介入せず、「見守る」ことが子供の自律を育むことに繋がると思いました。

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生涯学習ゼミ生:髙木榮人)

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