高平小百合研究室3年ゼミ/4年ゼミ
3年ゼミ
私たち3年生は教育における脳科学的知見の意義を理解することや、論文を読みこなし、卒業研究のテーマを自分で見つけ、研究方法を考えられるようになることを目的として学んでいます。また、自分の思考の特性を理解し、仲間と助け合いながら弱点を克服することも目指して、様々な活動を行なってきました。
春学期の活動では「脳と教育」、「よくわかる情動発達」という本の中からそれぞれ興味のある章を選び、一人ずつ発表しました。脳と教育の関係や情動発達について学びながら脳科学的な専門的知識を身につけ、それを他者にわかりやすく説明できるよう発表に取り組みました。また、教育や子どもの問題に関する記事の新聞発表も行いました。子どもを取り巻く問題を一人ひとりが自分ごととして捉え、考えを共有することで多角的な視点から学びを深めていきます。コロナ禍のなかで私たちができる教育活動や京都アニメーションの事件を起こした犯人の背景についての考察も行い、問題の本質に目を向けることに取り組みました。
2020年度卒業生の卒業研究テーマ
- 子育てにおけるInstagramの活用と子どもへの関心度の関係
- 児童期における友人関係と自己意識の関連について
- "家庭環境と親の養育態度が楽観主義・悲観主義の形成に及ぼす影響"
- "発達障害傾向から2次障害を受けた学生に対する同年代の理解・関心について"
- 異性・同性における友情関係の差異
- 成人愛着スタイルと恋愛タイプの関連について
- 青年期の性的役割意識と親の養育態度の関係について
過去の先輩(2018年度と2019年度)の卒業論文のテーマ
- 中学生における運動と学習意欲の関係についての研究
- ディズニー映画からみる人種差別・女性差別
- 中学生の食行動異常と自己効力感について
- スポーツ活動と楽観・悲観性の主観的幸福感との関連について
- ペットへの感情が児童の社交性に与える影響
- 過剰適応傾向と自己肯定感の関係
- 部活動・サークル参加と充実感の関係
- 親への信頼感と学校適応感
- スマートフォンとコミュニケーション能力の関係について
- SNSの依存度と学校適応感の関係性
- 小学校段階における同調圧力に対する自己肯定感の影響と居場所感について
- 音楽的活動と学級適応感の関連について
- 大学生における妬み感情の喚起と性差についておよび自尊感情との関連について
- 支配型指導と非支配型指導の動機づけ-指導者と競技者の関係-
- 大学生の親しい友人・友人グループに関する心理的居場所感と自己開示・被開示の関連
- 容姿の自己評価が友人関係に及ぼす影響
- 休み時間の過ごし方と学級適応感との関連について
- 誕生月グループは、自己肯定感と学校適応感に影響するか
- SNSの利用者の傾向と承認欲求の関連性
- 大学生におけるジェンダー・ステレオタイプの形成とジェンダーに関する意識
- キャラクターやあだ名の受容と学校適応感との関連について