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2025年夏留学対象者

教員紹介

香取幸一教授
氏  名 香取 幸一
氏  名(カナ) カトリ コウイチ
氏  名(英語) KATORI Koichi
所  属 観光学科 教授
研究室 大学研究室棟(522)
専門分野 観光政策、観光法令
主な研究テーマ 観光立国/人に優しい観光/地域振興と観光/観光立国推進基本法/旅行業法/ビジット・ジャパン・キャンペーン
ゼ  ミ 研究テーマ:21世紀の観光と日本
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ゼミ紹介「観光による社会活性化研究」

研究テーマ:
21世紀の観光と日本

現代社会では、観光は、一個人の楽しみや趣味としての域を超え、地域活性化の有望な手段となっている。また、観光産業は、大交流時代といわれる21 世紀にあって、リーディング産業としての役割を担うことが強く期待されている。そうした状況を踏まえ、本ゼミは、「21世紀の観光と日本」という大きな テーマを掲げているが、第1ステージでは「地域と観光」をべ一スに観光資源の存在・活用からCI(CommunityIdentity)、 CB(CommunityBrand)まで多岐にわたる調査・研究を行い、地域の活性化に貢献する観光のあるべき姿を探求することを目的とする。第2ス テージでは、ゼミ生の1人1人の関心事項を踏まえ、「地域と観光」は勿論のこと、「ヒトと観光」「産業と観光」といったテーマでの卒業論文の作成にもチャ レンジする。

ゼミの進め方であるが、3年次にあっては4、5人程度のグループによる特定地域の観光に関する調査・研究を行う。その過程を通じてゼミ生には、情報 収集、問題分析、解決方策の策定に関する能力の養成が期待される。なお、当然のことではあるが、ゼミの時間は基本的に調査・研究の成果に関するグループ発 表とその内容に関するゼミ全体での討論時間である。

2009(平成21)年度ゼミでは、3つの班に分かれて、東北地方、中国地方、沖縄県についての望ましい観光の活性化方策についての調査研究を行った。具体的には、東北地方は同本海に面する青森、秋田、山形3県の冬季観光を中心とした観光振興策、中国地方は広島県における修学旅行を活用した域外入込客の拡大方策、また沖縄県はリゾート・ウエディングをテーマに沖縄観光の一層の活性化に関する調査・研究に取り組んだ。「楽しく、自ら学ぶ」を基本姿勢としてそれぞれのテーマに取り組んだゼミ生は、観光協会等への電話でのインタビューや都道府県会館内にある各県の東京事務所の観光担当者からのヒアリングに取り組み、いつの間にか自信を持って自らの班のテーマについて語ることができるまでに成長している。


学生からのゼミ紹介

私達のゼミは、「21世紀の観光と地域活性化」を大きなテーマに、東北地方・中国地方・沖縄の3つのグループに分かれて各グループごとにテーマを決め、研究を行っています。「学生が主体である」ということもあり、ゼミ生は向上心が高く、目標を持ってゼミに取り組んでおり、個人、そしてゼミ全体としてのモチベーションもとても高いゼミです。

ゼミに入った当初は、観光について、これから伸ばしていくべき事業であり、同本の経済発展にも大きく関わってくるということ、私達が日々の生活を楽しむ糧として観光」は欠かせないものになっているということ、その他にも、授業で学んだ多くの観光に関する知識で「観光」を理解していたつもりでした。

しかし、ゼミで多くのことを自分自身で調べ、そして常に「何故?」という疑問を持ち、自ら考えることで、今までとは違った観点から観光というものを捉えるようになりました。今日、人々のニーズの多様化と共に、余暇としての楽しみの一環としての観光から、体験型・経験型の観光、エコや地域発展に根ざした観光など、旅行形態、更には「観光」の位置付けも多様化してきています。「観光」は考えれば考えるほど奥が深く、だからこそ多くの研究・調査の仕方や考え方、沢山の可能性を秘めた面白い学習であります。

ゼミではそれを実際に自分自身で調べ、皆と知識を共有したり、意見を言い合ったりすることでより様々な観光の魅力を発見出来たり、また様々な角度から観光を捉えることができるようになります。そして、調べる上で、「現状把握・現状分析」が重要であるということ、「何故こうなのか?」ではどうすればいいのか」など、調べたことから実際に「考える」ということがいかに大切であるかを学びました。

このゼミではそんな「考える力」を養うことができると思います。
(3年ゼミ長)

コラム

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