2025年夏留学対象者

教員紹介

根木良友
氏  名 根木 良友
氏  名(カナ) ネギ ヨシトモ
氏  名(英語) NEGI Yoshitomo
所  属 観光学科 教授
研究室 大学研究室棟(222)
専門分野 ホテルマネジメント、ホテル投資と開発、レベニューマネジメント、レストランマネジメント、ホスピタリティ人材育成
主な研究テーマ ホテルマネジメント、ホテルの運営効率、インターンシップとキャリア教育、ホスピタリティ人材の育成、沖縄県における観光振興とホスピタリティビジネスのあり方
ゼ  ミ 研究テーマ:ホテルマネジメント研究
研究者情報 詳細はこちら

ゼミ紹介

研究テーマ:
ホテルマネジメント研究

日本の成長戦略の柱として、観光産業には訪日外国人の増加が期待されています。一方で、日本のホテルは優れたホスピタリティを有するにも関わらず、海外での認知度が著しく低いという現実があります。これは、旅行産業同様のこれまでの内需依存型経営、また統一会計基準などのグローバルスタンダード適応への立ち遅れ等が原因として挙げられます。本研究室では、グローバル化が進む中で、ホテル産業がサービス産業そして不動産業としてアップサイドを描くために必要な諸課題の特定と改善手法について、ホテルマネジメント先進国の欧米モデルをベースに研究します。

学生に期待するのは産業界へのアウトプット力、つまりアカデミックな理論を机上の空論に終わらせず現実のビジネスに適用し、採算性と実現可能性の高い改善策を立案する能力です。ゼミ1期生はディズニーオフィシャルホテルを対象として調査研究を行い、ホテル総支配人に改善提案の発表をしました。研究概要は、舞浜地域の競合分析、当該ホテルの顧客セグメントおよび販売する宿泊商品の需給の整合性分析などを通して、閑散期に高単価の商品販売が可能な潜在顧客セグメントを見出し、企業収益を改善するために宿泊商品を提案するというものでした。学生の地道な研究により、発表直後に総支配人が学生案の採用を決定し、実際に春から商品販売が開始されました。

このように、ホテルマネジメント領域の学びは、ダイレクトに産業界に対して貢献する力を秘めています。また、ホテル産業はグローバルに運営フォーマットが整えられているので、体系的に理論やスキルを身に付ければ、学生の方も将来世界で戦うことができます。

keyword
ホテル宿泊研修
企業への成果発表

ホテルでの宿泊研修を通じて現実の経営やサービスを研究

根木 良友教授

ゼミの内容を一言でいうと?

ホテルマネジメント先進国の欧米モデルをベースに現実のホテルが直面する課題を解決する。

Hospitalityを一言で表すとHuman Exchange(人的交流)と表現することができます。こうしたHospitalityを媒介とするビジネスでは、従業員・顧客・企業の三者間の「関係性のマネジメント」が不可欠となるため、「マーケティング」、「人的資源管理」、「管理会計」の3大経営機軸から現実の事象を研究します。

ゼミの自慢は?

プラクティカルな学びによる一流ホテルへの高い就職実績。

ホテル産業では運営と経営のフォーマットがグローバルに標準化されているため、大学での学びが現実の仕事に直結します。留学で得た語学力や異文化適応力などと併せて、先輩方は著名日系・外資系ホテルの幹部候補生として活躍しています。

Pick up

産学連携研究による学生アイデアの商品化

これまでの研究では、ディズニー関連ホテルでの「母と娘の宿泊プラン」や外資系ホテルでの「ロビーウェディング」といった、学生による提案が実際に商品化されました。

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
Tel:042-739-8111(代表)

玉川大学入試Navi

ページトップへ